ニキチ!カズ!カズ!カズ!ギョッ!

穴井仁吉 64th Birhday Live マキシマム・ニキチ!カズ!カズ!カズ!ギョッ!」なんとも長く不思議なタイトルだけど、出演者:百々和宏ヤマジカズヒデクハラカズユキ穴井仁吉、細海魚の名前が由来。このメンツというと"代々木ザーザズー"だけどもう無いので(悲哀)、"新代田fever"。久しぶりに来たけど、観やすくて息吸いやすかったー!(このあいだのQがトラウマ) 駅前・出入りしやすい・開場-開演間30分なのも最高。


当初ヤマジさん不在で百々さんパート。モモさんのロックンロールでポップな唄声が気持ち良く転がるコステロの「pump it up」のあとに、オマージュのような自曲「オーバーヒート49」で魚さんのキーボード炸裂。そして「ロックンロールハート(イズネバーダイ)」、ヤマジギターじゃないのかあと寂しい気持ちはあったけどこの曲はやはり素晴らしい。特に後半のエモーショナルっぷりはライブだと更に強まって胸を締め付けられる。泣けた。想いを演奏に臆することなく載せることが出来るのは大切だな。pvも大好き。
m.youtube.com



休憩挟んでモモさんからヤマジさんへバトンタッチ。モモさんがボーカル/ギターでヤマジさんはギター/ボーカルの、差異が感じられる選曲。kula shakerのほうを思い出しちゃう「hush」が以前やったときよりもしっかり唄っててよかったな。

m.youtube.com

それと久々にピンクフロイド「Lucifer sam」!キュウちゃんドラムだとヨタっとしないから曲の骨幹が感じ取れる。「Break on through」はdipで定番化したカバーだけど、リズム隊が違うとこんなに違うんだ!と驚き。穴井さんの太いベースラインとキュウちゃんの強靭なドラム、魚さんの鮮やかなキーボードがクッキリと。音作りを任せギターを抑えていると感じた。これは全編に渡ってのことで、こういう場でヤマジさんが参考にするギタリストは誰だろうか。このところの音色の佇まいの変化にも今惹かれているギタリストは誰なのかと思わせられる。


後半はみんなで、ルースターズロッカーズ・ストゥージズなどお馴染みのカバー連投で、フェスぽい感じ。アンコールはまたしてもイマイアキノブさん登場。カーペンターズの「superstar」! sonic youth版のようなダークな雰囲気で嬉しい〜。

m.youtube.com


「hush」はディープ・パープル、「superstar」はカーペンターズで有名な楽曲(且つどちらもカバー)だけど、前者を97年にクーラシェーカー、後者を94年にソニックユースが手掛けたカバーが私には印象的。今日の選曲は私にはやっぱり上の世代観があるなあ、なんて流れで聴くと諸々の分水嶺を感じてしまう。モモさんより下の世代だとロックカバーの選曲ずいぶん違う気がするし、今の20代には60年代も90年代もフラットだろう。私が80年代の終わりに古臭く感じた《ロック》、その代替としての《オルタナティブ・ロック》ももはや《オールド・ロック》であり、《ポストロック》ですらその枠に入っているよ…ねと震えてしまう今日この頃。ロックの伝統芸能化を思うのであった。

CD棚仕切板をついに買う

正月にかねてから気になっていた「CD棚仕切板」をついに買った。

diskunion.net


高校時代のレンタル屋バイトを思い出す。あの頃はワープロで文字を打ち、プリントを切って貼り付けていた遠い記憶。
今回、在宅勤務のY氏が仕事でラベルプリンターを使わざるを得なくなり、このために会社行くのも馬鹿馬鹿しいとポチッとしたのがキッカケ。

今はスマホで文字打てるのね。


ちなみにうちの会社は「the 昭和」なので、会議だなんだと「資料は全て印刷必須」、ファイルに保存(最低3年)ルールがある。

んで、古い機種で超絶使いにくいラベルプリンターで 「○年度 ○○○○」 とちまちま作り、ファイルの背に付けて…資料タイトルの数だけ繰り返すというアホな作業を毎年4月にしていたのだけど、昨今のDX!!!なアレで一転、「印刷するな」命令が出たことにより「紙資料」は無くなって、ファイルも作ることがなくなった・・・という、明治維新か戦後かのような変わりようなのだった。



さて。私のCD棚は上部数段に「特に好きなミュージシャン」をまとめていてまずはここから始めた。



じゃーん。


* ヤマジ関連だけで一番上の棚が占領されています・・・

他に作成したのは「YO LA TENGO」「SONIC YOUTH」「keigo oyamada/cornerius」と進めたものの、これだけでもうツライ。ああ、めんどくさい〜。「Galaxie 500DAMON&NAOMI・LUNA」を作ろうとしたものの、Magic Hourやdean and brittaは?となって「Galaxie 500」に統一してしまったけれど、E.A.Rは「Spectrum」にJ SPACEMENは「Spiritualized」に含めちゃったし・・・的なことが出てくるのだった。
あ、今回は人名は無かったけど、"Bowie,David"式にしないとね…(古のHMV風)
上部以外は"なんとなく"「アルファベット順」(追加されたアルバムを入れる隙間がなく・・・)なのだけど、これを機に「ガリガリ」「ぽわあん」といった「音の感じ」で並び替えようか、という気もしている……(が、もはやめんどくさい)



そこでです。
ユニオンでこういう「CDレコード整頓サービス」始めればいいのに……(他力) 

・仕切板用ラベルのミュージシャン名データをダウンロード可能
・家事代行サービスと組み、お家訪問
 ①所蔵盤の傾向から"どんな区分け"が望ましいか指南
  *アルファベット順・ジャンル別(大分類/中分類/小分類 選択も悩ましい)・国別(JP/UK/USが多いけど、FR/BR諸々……)・年代別(私の場合「90年代だけ」前半後半とかねえ)・レーベル・季節/天気/朝昼夜(「雨休」的な)・擬音別(ガリガリとかとろとろとか) ・・・その人によっていろいろあるはず
 ②グダグダに積まれた"山"を仕分けしギチギチの棚を並び直し、紛れ込んだ盤をあるべきところに戻す(重要)
 ③重複の盤を発見、または「この盤ときめきますか?」と尋ねて《買取額特別アップチケット》を渡す(ユニオン的に重要)
 ④ライブラリーリストを作成(「持ってたっけ?」とレコを手に迷うことなくなるよ!)
 ⑤死去後の取り扱い文書作成(コレ結構重要よね・・・)


蒐集物保管にお困りの方は多いと思われますので、いかがでしょうか・・・