2010-08-30から1日間の記事一覧

小料理屋に憧れて

父はお猪口1杯で全身赤タイツ、でも羊羹は一本食べられるほどの大甘党で、まさに「ナチュラル・ボーン・菓子屋」です。その体質をそっくり受け継ぎ、同様にすぐ顔真っ赤なワタクシですが、小料理屋に長年憧れていました。紺色に白字で店名が書かれた暖簾をく…

太田和彦編 映画と酒場と男と女

映画に酒場はつきものです。人は何かを背負って居酒屋の暖簾を分け、酒場のドアを押す。問わず語りに、居酒屋主人、バーのママに心をうちあける。悩みも、愚痴も、野心も、欲望も。秘めたる恋も、せつない胸も。映画に酒場が欠かせないのは裸の心を描けるか…