不思議な名前の駅で下車。帰宅後「マタタビを食べた3匹の猫が踊っていた」という由来だと知り、グギギギ・・・
それにしてもまるで土地勘のない地域で、チェーン店が並ぶ幹線道路を一本入ると
ここ・・・どこ・・・
川に
猫がいた。
戦後に徐々に増えたのだろうなって並びの住宅街を抜けると突如、
あの塔はなに?!
こんなことが掲げてある・・・
このズガーーーンと広大な土地が開けているここはいったいなんなんだ?
wikiによると、この一帯にはかつて「旧日本海軍の通信基地」があったものの、「太平洋戦争の終戦により米海軍に接収され、在日米海軍厚木航空施設司令部の管理下で送信施設として使用されていた」という。更に「電波干渉を防ぐため」円形状の地形で残されていて、直径約1キロに及ぶのだそう。
こんな写真がありました。丸ーく空いてる!!!
【引用元】神奈川県HP「深谷通信所」紹介ページhttp://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f4937/p128122.html
米軍の管理下にあっても囲障区域外は野球場や菜園耕作等の使用が認められていた、とのことで荒れ果て不法投棄がありながらも、野菜などの作物が植えられているというカオスな状態。遠くには富士山が見えました。
この広大な土地なので野球場も幾つもあって、少年野球の試合がほうぼうで行われている平和な光景。
昨年の6月に返還され、今後の活用については現在行政で調整中のようですが、まあ、想像つくけど、住民間との話し合いがなかなか厳しそうです。
近くには団地もありました。給水塔!
ただっぴろい大地の向こうに陽炎ののように浮かぶカクカクとした集合住宅が気になって、行ってみました。
近づいてきた!
このちょっと変わった佇まいの団地は「ドリームハイツ」という公営住宅。住棟のかたちが面白くて、巨大なY字になってるんです。
わかりにくいケド。
で、大学と公園が隣接していたのだけど、元々「横浜ドリームランド」だったと知って驚愕!帰宅後に知ったヨ・・・。
横浜市民の方々には有名な話と思いますが、調べるとなかなか哀しい物語があって、オヨヨ・・・
(参照)
「夢を見続け40年・最後は朽ち果て...横浜ドリームランド」
「ドリームランド線」って今はどうなったんですか?」
この間姫路のモノレール跡を見に行ったばかりだけど、あの時代の「輝く未来へ!」なアッパー感しかない取り組みっていったいなんなんだろうねえ・・・。こういう大失敗を数々踏んでいるのに、今も次々と仕掛けているこの不思議さよ。
こんな寂しい感じになって
でもこの間を抜けられそうなので行ってみることに。
わーーーー!たのしい!!!こういうとこを歩くのがやっぱり好きだなー。
ぐんぐん下って行くと、
民家が見えてきた。
川を超えて
後ろにさっきの団地が見えた。
昔と変わらない気配がここにあった。
あのへんの狭小住宅の連なりとか、スゴイなあ。
一山越えてまた違う住宅街へ。歩いてようよう、小田急線六会日大前駅に辿り着いたのでありました。