割礼 / MANDALA−2

久々のワンマンはアンコール込みで3時間近く全14曲。MCは勿論松橋さんのアレのみ。毎回時間の流れが不思議。
相変わらず宍戸さんのギターは時空が変だ。スローモーションな仕草はしなやかで重量をまるで感じさせないのに、奥をぐいっと掴む強さがあり、ずむずむと底のない沼に溺れてしまう。山際さんのギターは中盤以降炸裂して、ぐおおおっと声が出そうになるのを堪えてシビレてた。強烈な個性を持つボーカル&ギターを支える鎌田さんと松橋さんのリズム隊もシブくも表情豊かな音。
たぶん毎回同じようなこと思うのだけど、全然変わってないということは無く、なんなんだろうなホント。揺るぎなくて、ブレなくて、自分たちの中に確かなものがしっかりあって、ただただそれを続けている。祈りのような。
でもプレゼントの「1990年のライブ」CDRを聴いたら、やっぱり音が若くて、そりゃそうだよねえ。でもやっていることは全く変わっていなくて、敬礼してしまう。
それでいて今回はなんとサイン会もあったりして!(山際さんの「アイドルバンドだから」って言葉に笑った)あれだけの演奏したあとにするなんて、スゴイなー・・・。「物販がんばります!」が合言葉で、バンド公式ツイートもライブ情報中心だけどセンス良くて、経歴長いゆえにコアなファンも多いのに、素晴らしい姿勢だなーっていつも思う。