2つの給水塔

9月中旬の台風が日本を通り抜けた日に向かった、新潟での旅記録をいくつか綴ります。

新潟駅を朝出発して長岡駅下車。商店街を抜けて住宅が立ち並ぶ通りを歩いていると、忽然と表れるアレは!


給水塔!


赤い帽子がなんとも可愛らしい。
東京の駒沢給水塔と同じく中島鋭治氏設計により、昭和2年完成。平成6年に浄水場としては廃止されながらも、このお姿が市のシンボルとして愛されていることから解体されず、平成10年には国の登録有形文化財に登録、平成16年に水道公園として整備され憩いの場に生まれ変わったのです。



のんびりとした素敵な空間で、いい場所だったなあ!役目は終えても日常の風景として市民の心に映るっていいなあ。
http://jsce-niigata.com/introduction/article/048/art048.html

ちなみにこの界隈の地名は

すてき!

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さて実はこの日の朝、新潟駅でチャージしようと券売機にスイカを入れたところ、液晶画面に「えちごワンデーパス」というボタンを発見し、ウヌ?! 一旦下がってスマホで調べると一日1540円でエリア内乗り放題。これは使える・・・!だって新潟駅長岡駅だけで1140円!そして長岡駅から燕三条駅へ。ここからはレンタサイクルでギーコギコ。

そうしていきなり見ゆるは

燕市総合文化センターの駐車場内にドーーーンと給水塔!


真横に民家が・・・
広々とした駐車場の中という、こんなに撮りやすい給水塔初めて!燕市浄水場配水塔は昭和16年完成、昭和44年に用途終了しましたがランドマークとして残され、平成25年に登録有形文化財になりました。シンプルなつくりは先ほどの長岡とは対照的で、これまた素敵な佇まい。いいねえ。。。(そしてここ地域センターのロビーで休息・・・)


「えちごワンデーパス」だと東三条駅のレンタサイクルが無料になるけれど、給水塔への移動距離を考えると厳しくて、燕三条駅近くの燕三条地場産業振興センターにて500円で借りました。これが大正解。夏に導入したばかりのため、新しくてきれいなブリジストン製の自転車(ママチャリ)で事前点検も念入り。今まで幾つかの旅先でレンタサイクルを使用したけれど、こんなに快適な自転車は無かったです。昨今注目を集めている燕市三条市に点在する工場等への手軽な移動手段として開始されたそうですが、給水塔目当ての観光客もぜひ利用ください〜〜。

「失われた水辺の物語〜昔の水路や標高差で燕の魅力再発見〜」http://www.tsubasan-aruki.jp/event.php?tcd=755
こんなイベントも市で企画してるようです。

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あと数回に分けて新潟旅を記録します◎