新潟港からジェットフォイルで1時間強、佐渡島へ初上陸。更にバスで昭和な商店街を抜け、チェーン店が並ぶ車道を走っていると、自分は今何処にいるのかわからなくなってくる。こうして1時間程、バス停からすぐのところにこんな風景が広がっていたのだった。
廃墟と化した産業遺産であるけれど、パルテノン神殿のような円形の”シックナー”が完成したのは昭和15年だし、佐渡金山自体が採掘中止されたのは平成元年なのだ。栄枯盛衰を感じさせる歳月というのはなんともあっという間であって、今の暮らしの中にある景色も私が生きている間に廃墟となって、観光地化するのかもしれない。
ここ北沢浮遊選鉱場跡は近年注目されるようになったこともあり、まだベタな観光地然していないのでこのままこの雰囲気でいてほしい・・・（まだ新し目の案内板はセンス良かった） 軍艦島（http://d.hatena.ne.jp/mikk/20110713/p1）や別子銅山（http://d.hatena.ne.jp/mikk/20150524/p1）に比べるとアクセス良いし、どうなるか、な？
