live at chop

ここでやるの久しぶり。池袋はアウェイ過ぎて、改札出るときからアタフタして、googlemapで経路を何度も確認してしまう。会場着いても緊張が止まらず。
1曲目は新曲?「ハロギャロ」と呟く、Neu!とは違うジャーマンな反復な楽曲(テキトウな決めつけです)で、ワーこれいいなーと聴いてたら後半、中近東なメロディが入り込んでオオッ?!と反応して身を乗り出した。既にライブで披露されてる新曲はいくつかあって、どれも”どこでもない”場所にいて、dipらしくていいな。ライブで繰り返され変貌していく様が楽しみだー。続く2曲目もいい曲だなー美しいなあーカバーかなーと思っていたら、後でラリーズの曲だったと知って驚いた。ラリーズにまとわりつくよなガリガリした印象は無くて、楽曲の根幹を救い出したような唄だった。また聴きたいな。
そして3曲目「Am5-2」、鬼火の頭を飾るインストがなんと歌詞付きにアレンジされていた!ビックリ。ふと思いついて、ってところなのかな、こういう展開はヤマジさんらしい。。。
最近のラスト定番化してた「break on through」カバーは中盤に。弾けすぎずに中盤らしい「まだまだ続きます」な演奏。あと3曲はその延長線上で展開されての、アンコール。対バンのtoddle ヒサコちゃんが登場して、ピクシーズの「Gigantic」!イントロでわわわってなって、わーーーー!!ヒサコちゃんの透明な声で唄われると、ダルーな感じが無くなるのね!そんでもって「ライラックアコーディオン」!!!こちらはヒサコちゃんがリード・ギター。若干硬いながらも雷に打たれたような弾きっぷりは東芝のではなく、UKP1stを思い出した!高校の時からずっとdipが好きで、繰り返し聴いてきた曲を当人とともにギター弾くなんて、ファン冥利に尽きるだろうし、懸命に弾き倒す音に想いが詰まってて嬉しくなった。そしてヤマジさんはこのギターを唄いながら弾いてるんだもんなー・・・。
モモさんやヒサコちゃんはずっとファンですって言い続けてて、当時は恐らくそっけない態度をされていたと推測しますが、今こうやって同じステージに立ってギター談義出来るというの、同じく長年のdipファンとして幸せだなーとしみじみ。
今回のdipはベースがぐっと引き立ってて、ドラムがスタッと落ちてくる、タイトなリズムとギターのフレーズが両立してて、気持ちよかった。敢えてキレることなくバランス持って走った感じ。新曲も増えてきたし、新たな地平を3人で突き抜ける音を追い求め聴き続けたい。