坂の途中の隠れ家で


今年はなるべく音甘映画館に日々の些細なひとことでも書き留めたい。統一性もなにもないただの吐露であっても、親指で流してしまうのではなく、PCの前で両手で留めておきたいという自己満足の偏屈。
さて昨日の仕事初め。毎年年末は対策に追われ、休暇中は休み明けの仕事量に怖れ、初日はいつもより早く出社し延々こなすことが当たり前だったのに、今年は随分とあっさりと終えてしまいびっくり。6日ぶりに仕事をしてあらためてつくづく感じたのは、現在の業務は実務そのものよりもコミュニケーションワーク主体で、係内の人員次第だということ。要は機械に取って代わられる業務の筆頭なのである。昼は高校サッカーの結果に興奮し(地元県が勝ち進むのは珍しい!)退社後、晩御飯どうしようかなと少し先まで電車に乗って、夜は初めて伺うちいさなお店へ。すみっこに座り、昼のときとは違う客層の常連さんのお話しが聞こえる中、店内蔵書の植田正治写真集を見ながら待ったお料理は、お盆の上にいろいろおかず。あたたかな気持ちに包まれた空間は隠れ家のようだった。