JUST FOR ONE DAY

10月27日土曜 代々木Zher the ZOOにて。近藤智洋ヤマジカズヒデ、KAZI、中西智子、田渕ひさ子のメンツのライブvol.2. モモさん登場すると思いこんでたら出てこなかった笑 マジであれ?って思っちゃった。


1曲め「see no evil」からヤマジさんのギターの鳴りの強さに痺れた!んでもって、ひさ子さん、ブリーダーズカバーにウワー!ってワクワクし「天国の名前」での透明な唄声からの、magazine「shot by both sides」ではすんごくカッコいいギターを聴かせてくれて、震え上がった!ギターならばヤマジさんに注力してしまうところを、オオッ!!って幾度も惹きつけられた。生真面目さ故の硬さを感じるところはあるんだけど、強靭だけどしなやかな鋼を感じさせる音が纏う空気には、キリリとしつつも愛らしさが潜んでる。経験を積んで音の鳴りは向上しても本人の気質は変わらない、佇まいの「普通さ」が好き。服装や髪型にシンパシー(ってスミマセン・・・)。唯一無二だよなあ。


たくさん演奏したカバー曲の中でめたくた盛り上がった曲、ファンクでクールな音がめちゃくちゃカッコいい!と思ってたら、ルースターズの「ニュールンベルグでささやいて」でした。あれはかっこよかったーーー。KAZIさんと中西さんのリズム隊だからこその、バッキバッキなノリ。
いつか聴きたいカバー曲としては、デペッシュモードの「パーソナルジーザス」!KAZIさんのシャープでドスッとくる正確なリズムにヤマジさんのギターが動きまわる、ってテイストのやつを夢想する・・・


そしてこの日、からだいっぱいに音が落ちてきたのはやっぱりdip曲で、「冷たいくらいに乾いたら」「空に揺れたい」「human flow」。ギター3本のこともあってその音の重ねっぷりが、まさに「I'll」のソレで、うわあああああああ!!!と頭がオカシクなりそうだった。中西さんのベースのドライブ感で加速して、唄終わったあとのグギャーーーって高ぶりが生音で再現されて、20年以上の想いが一気に押し寄せてきて、泣きそうになった。みずみずしくてキラキラしてるけど、タフで重厚で年輪があって、すごかったよ・・・

感無量。帰り道、ビール呑みたくなった。ぷはー。