年末年始メモ

28日:納会を「カンパーイ!」の烏龍茶一口でするっと出て退社。年末は年明けの繁忙対策の日々なので、どうしたって「納め」にはならないのである。移動して、大好きなお店で晩ごはん食べて「よいお年を」。


29日:西の町へ。餡と丸餅にクッキー袋詰め合わせを購入し、珈琲飲んで「よいお年を」。夜は伊勢うどんカレー味。いつものタレにカレースパイスが入っていて、美味しかった。片付けた後はネット見ながらダラダラ。TFCのノーマン・ブレイクとデスキャブのベン・ギバードによる対談がとても良かった。世代の異なる2人の、継承されていく気持ちを感じたのです。

ベン・ギバード:前にも聴いた気がすると同時に、まるで生まれて初めて呼吸をしたかのような反応をしてしまうとき、その音楽は卓越しているといえるのでしょう(略)
ノーマン・ブレイク:その通りだね。きっとこれからもそうやって、音楽はつくられていくんだろう。みんな、そういう小さな瞬間を生み出し続けていくんだ。
https://www.vice.com/jp/article/pa59xm/teenage-fanclubdeath-cab-for-cutie


30日:ウチのちょっと先の大きめのスーパーで芹と柚子購入。各400円……嘘……。蒲鉾屋さんで昆布巻蒲鉾と伊達巻。思いがけず随分歩いてしまい、脹脛が痛い。夜は大阪寿司。


31日:思い立ってユニオンへ今年の新譜を買いに行くと、お目当ての盤が無い。店員に聞くと「あー、オンラインショップにしか無いですね」って、ええええええ。なんのために足を運んだのか……。帰りにジェラート、今日は特別に3種盛で。リンゴシナモン・キャラメルローズマリー・マスカルポーネカカオ。んま。帰宅して2018年を振り返る記録。音楽に関しては毎日新譜で好きな音見つけあって、今年の候補だねえなんて言い合う会話がとても楽しい、そんな日々の集大成だなあ。晩ごはんは伊勢うどん、この数年定番化。その後はテレビの音を消して紅白を流しながら、applemusicで今年リリース音盤シャッフルをずっと聴いていた。テレビの光景に昭和はまだまだ続く感。ゆく年くる年が始まって、各地のお寺などを眺めていたら、スピーカーから流れたのはdip「the place to go」! 思わず「ヒッ!」と声を挙げ、うちのapplemusicはここまで学習してくれたのか!と震えながら、うずくまって聴き終わると、23時59分。我が家ではこの曲で2018年が終わったのです。平成の頭に出会ったミュージシャンの新曲を平成最後の大晦日のおわりに聴くことが出来て、ほんとうに幸せだ。


1日:あけまして。お雑煮は金沢スタイル。今年買った紀伊国屋の餅はしっかりした弾力。かぶら寿司に昆布巻蒲鉾と伊達巻となますをいただく。昼前に氏神様へ初詣してから、北上して西へ曲がりぐるーーっと散歩。この何年かの定番とは異なるコース。神社がある街は営業中の店も多く、賑わいあり。8キロ強はさすがに疲れた……。夜ご飯は炭水化物無で、かぶら寿司と蒲鉾伊達巻。アマゾンプライムアサイヤスの「アクトレス」、こんな作品も見ることできるなんて。公開時以来に見たけど、やっぱり良い映画。ビノシュの在り方が前よりも胸に刺さった。


2日:朝はお汁粉。餡と水は同量、2人で300gはちと多い(メモ) 今日も昼から散歩、ちょっと離れた街まで恒例のお寺参り。往復ほぼ歩いたので結構な距離に。今日も休みのスーパーは多く、時代の変化というよりも”本来”に戻ってきたということかしら。夜は伊勢うどんNHKの「名盤ドキュメント:ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」を見る。まりんはこういう仕事増えて良かったねえ。卓球でさえも素直に嬉しそうだもんな……。当人は出ずに、関係者含めた周囲から語られる(=芯は閉じたまま)ことこそが、らしいのだろうね。


3日:朝はお餅に餡と栗ごろごろジャム。アマゾンプライムで「空中庭園」「ドライブイン蒲生」のヤマ音映画二本立。ドライブイン蒲生の、こちらに向かってくる染谷くんの死んだ眼差しとヤマジさんのギター(blue bus!)が絡む瞬間は本当に痺れるなあ。”観覧車””blue bus”はヤマソロで聴きたいし”月夜にお願い”はセッションワークスで聴きたい。午後は郊外の住宅街を散歩、69年建築の古い分譲集合住宅の美しい佇まいを眺めるなど。夜は今日も伊勢うどん。何故連日伊勢うどんかというと、好きすぎてまとめ買いをしたからです。NHKの細野さんバラエティ、おやーだくんの演技とギターワーク最高。


今年は例年と違う過ごし方になり、いつもの生活の延長線だからこそ、いつもの暮らしに感謝した。背筋伸ばして歩いていきたい。