ZZZooと割礼

4月27日土曜日、ヤマジさんの新バンド2回めは割礼と対バン、東高円寺UFO CLUBにて。この日はすごく寒くて、震えながらライブ前に立ち寄った喫茶店には「Kiss×××」が置いてあるので、いやーこの漫画を初めて読んだのは今思えば昭和の終わりで、平成のはじめにリリースされたオムニバス・アルバムでdip the flag と割礼を初めて聴いたんだよな、30年つづいた平成の終わり、最後にこの人達のライブ見てるだなんて未来は想像もしてなかったですよね、はい、などと独りごちた。ミチロウ3歳。

さて、ZZZooの即効性は聴いて「わー楽しい!カッコイイ!」って、ただそれだけで十分な気がする。感傷とは無縁の、真剣に楽しんで遊びながらもキッカリと曲になるのはこのメンツだからこそで、その渦にためらうこと無く乗っかれば、それでいい。ラストの「l Wanna Be Your Dog」が強烈にかっさらっていったよ。
割礼は淡々と重くゆっくりと効いていく、時折シビれながら。音にぼーっとなっていたら、場内の体積が少ない空気が熱を帯び薄くなったせいか体がほんとにぼーっとしてしまった。
2種の異なる音の麻薬は体に随分刺さったようで、次の日の朝はなかなか起きることができなかったのであった。(齢のせい・・・)