「イングランド・イズ・マイン」を見た日。

今日は午後お休みして、映画を見ました。「イングランド・イズ・マイン」。スミス結成前夜までの若き日のモリッシーを描いた作品。なるほどこの手もあるのか!な切り取り方。音楽映画的エモーショナルは弱めで、苛立ちを抱えながら日々を過ごすこの青年が「ザ・スミスモリッシー」として世界的な存在になるのだなあと感慨深く見た。こんなにも社会不適合者なのに(失礼)、何故ミュージシャンとしてならば音楽ビジネスにおけるあれやこれが出来るのだろうか……。(ほら、出来なくて自滅するヒトいるじゃないですか……)(彼の奥底の魅力の凄さに気づく人は、それを引き出そうと手を差し伸べるのかもしれない)ステージで花振り回し肌はだけさせることになるのは、違うスイッチが入ったからなのか……ねえ。この作品で描かれる彼からはまるで想像が出来ないわけで。そういう意味で、曇りガラスの扉を開けるに至る、青春映画。イギリスの曇天、紅茶をしょっちゅう飲んでたり、リンダ役の子がストロベリースイッチブレイドみたいでかわいかったり、「ウイズネイルと僕」を思い出したりもした。そして最初は70年代なもっさり感たっぷりだったのに、途中から「アアッ!この仕草!」「ウワッ!この表情!」なんて具合に、ROなどで見てきたモリッシーのお姿を思い出したりした。まあ、そもそもアゴ割れな時点でOKです。それと、マー先生のかわいらしさよ。(出逢いにはときめくけど、その後を知ってるだけにこれまた複雑な気持ち。これもまた青春。)


んでもって帰宅して、オザーさん出演時以来で見たMステだけど、目当て2つに対して、(時代が巡ったんだなー感)(せっかく担ぎ出されたのに、曲が…)と思うしかなくて、TBSラジオ掟ポルシェDJによるソフトバレエ特集を今聴いているのであった。
スミスの話ではじまったのに、ソフトバレエで終わるの日。あれ?