tokyo suburbia

先日の散歩のキッカケは、東京に帰ってきたお店を訪問することだった。このお店が東京を離れる起因は、耐震・相続問題そのものでなんともやりきれなかったのだけど、WEBショップオンリーの時期を経て、実店舗再オープンはとても嬉しい。

私鉄に乗って西へ西へ、終点間際で下車。初めて降り立つ駅から見える山のほうへと歩き、細くくねる道を進んで入り口の看板の馴染みの文字が見えたとき、あ!と声を上げ、靴を脱いで中へ入って壁の棚の並びを見たとき、嬉しかったなあ。店主は以前よりも逞しく見え、会計時に「おめでとうございます」とご挨拶をすると笑顔をむけてくださった。おかえりなさい。また、対面で、よろしくおねがいします。

店を出て更に山を登っていく。


登って

下って


小学校のグラウンドではサッカー・・・ん?

無邪気なサッカーを観戦しているヤギがいた・・・

学校の向こうには道が続き


道なき道を進み・・・
下っていくと


「あぶない!」がいっぱい、だった。


小学校の卒業記念でつくったのかな? 先生はまさか「あぶない!」マニアだろうか・・・素敵だなあ。

住居が増えてきて、幹線道路になって、街が変わった感が出てきた。

住宅街を進み路地を曲がると突然!


これはいったい・・・ストーンサークル・・・?!「田端環状積石遺構」という縄文時代の墓地・祭祀場なのでした。
日本一駅から近いストーンサークル・田端環状積石遺構/町田市ホームページ
家々のあいだに唐突に現れるので、びっくり。

そんな縄文のロマンを想いながら再び歩き、トンネルを抜けるとまた新しい町並みになる。


ニュウなタウン。ホンマタカシが撮れば「tokyo suburbia」。庭バーベキューの匂い漂う日曜の昼。

そしたら、目の前に

ドーーーン!


遣水小山給水塔。デザインがモダーンで秀逸、素敵なカラーリングに惚れ惚れ。どの角度で見ても愛らしい。このデザインに決定してくれてありがとう。

そんなこんなで京王線北野駅から台地の住宅街を抜けて、一山二山超えて、多摩境駅沿いから南大沢駅まで。10キロはゆうに超えた散策路。一山ごとに住宅地の時代背景が伺えたり、変化が楽しい風景でした。
goo.gl
歩いたあたりはこんなエリア。