今日は”令和元年限定の”祝日だ。この特別感とは関係なく、台風が近づいているせいか、このところの事象に吸い取られたのか、歳の頃合いのせいなのか、モヤモヤぼんやり伏し目がち。健康になるにも健康を保つにもお金が必要で、でもそれだけじゃなくて好きなものに対してもお金が必要で、そのために働いて、でも不健康になって、どうすりゃいいんだろねえ。何に対しても適当で依存してばかりで自分には何も無いことに愕然としながらも何かするわけでもなくただ漂うだけで、これでは人生後半を乗り切れないと思いながら今日の日を過ごしている。万歳とかなんだかんだもううんざりだ。
なんて吐き出しで終わるのもなんなので、このあいだ見た夢のことをここに書き留めておこう。
日本のどこかの街の、アーケード商店街を歩いていた。子供も大人も行き交っていた。角にある喫茶店に入った。天井が高かった。窓際の席に座り、琥珀色に染まったメニューから”jazz coffee”という名のコーヒーを頼んだ。
……で、目が覚めた。いつか出逢った街なのか、これから出逢う街なのか。私だけが知っている。
