吉祥寺MANDA-LA2にて2DAYSの2日めを見ました。
なんつうか、もう、ほんとに、凄かった。圧倒的。
初っ端から全身がハッとして、毛穴がバッと開いて、引き込まれて溺れっぱなしの2時間半。あれほど燃え盛る炎だったのにアンコールの最後の最後にフッと一息で消してしまった。
激轟音なのに静寂を感じてしまう。ぬったり〜としてるのに切り口がスパッと鮮やか。これはいったいどういうつくりでこうなるのだろか。宍戸さんは違う時空に住んでそうだけど、それが全てじゃないんだよなバンドの魅力として。各人が同じ熱量と力量を持ち、表情豊かにウネってく、バンドアンサンブルの素晴らしさ。その吸引力は随一で、個々のプレイが立ちながらどれも突出しすぎることなく、ひとつに集約されてて唸ってしまう。ぐうの音も出ないとはこのこと。
淡々黙々と演奏してるんだけど、松橋さんが終始嬉しそう〜に叩いてるのも良いのだよねえ。ゲストの村瀬さんのパーカッションによるアレンジも細やかに効いてて良かった。
「物販がんばってます！」ということで新しいCDR「88年デモ（ライブ）」を購入。これ聴いても、30年以上前と基本的にはなんにも変わってないことに改めて驚かされる。でも同じ曲でも毎回違うし、聴くたびに新鮮なのだ。変わってないのに変わっている。禅問答のよう。
新譜もすんばらしかった。
