uminecosounds 2年ぶりのライブ

古里さんはウミネコカレーを移転し大人気店として稼働させてるし、音楽活動は停止かなと思いながら、お店行くたびに音楽が気持ちよく流れるなか、美味しさが増してるカレーを食べると、バンドも続ける気持ちあるよねきっと、と思っていた。去年レコーディングしてるとのお知らせが入り、そして漸くライブ!2018年ウミネコカレー3周年イベントぶり!


会場は渋谷7thフロア、対バンのモールス聴きながら、あーnest文化ってあったよねえと思いだしていた。ゼロ年代頭の、自由で緩い雰囲気。音作りも服装も、90年代とは確実に違うとかそういう感じ。
ウミネコが始まったのは8時40分ごろだろか、ステージに上がった彼らからは久しぶりさを感じないのは、古里さんとヤマジさんはしょっちゅうお見かけしているからかしら。1曲めから新曲!ベースラインが際立った、ハードな音像とこれまでにない展開に驚いた!ギターソロはサイケデリックで何処かに連れてってくれるようだった。もう!もう!もう!興奮してしまった。ゾワーっと毛穴が逆立つ感覚!ブワーッと体が昂りっぱなし!


「まちのあかり」など鉄板曲を廃した新曲中心の選曲で、今のuminecosoundsを聴かせてくれた。
ベースが立った楽曲多めで、MCのフリ含めまわりを動かす須藤さんはバンドの要。コテさんは中盤にヤマジさんとこでコーラス入ったときの無邪気な様が相変わらずだなーと思いきや、最後にMCを振られて「平日の夜に来てくれて、ほんとにありがたいです」と真面目なコメント。ヤマジさんは久しぶりなウミネコでの音色には新たな風合いが加味されていた。古里さんはちょっと照れくさそうにしつつも、バックの演奏にスゲーな!って感嘆した顔で楽しそうなのが嬉しかった。


タフな音とユルさの無い様に2年の月日を想う。スパイスのように各メンバーの存在があって、それ単体でもいいけれど、やっぱり混ざって絶妙な加減で出来上がるのが、uminecosoundsの音だと再認識。あー楽しかった!ホックホックの笑顔で席を立ち、エレベータにダッシュで乗り込み、ホームにはちょうど電車来て、最短記録で帰宅した。


いい楽曲いいバンド。もっと知られて聴いてほしいなと切に願う。フジロックも出れればいいのにね、バンドと店で。オレンジコート無い今、ハマるステージが無さげだけど。まずは来月、ウミネコカレー5周年記念ライブ!
LIVE - uminecosounds