接種した話

備忘録として。

  • 7月上旬に区から接種予約券が届き、専用サイトを見るもサクッと進まない。漸く比較的近場の接種会場を予約するも空きは早くて9月頭。しかも2回目(3週間後)は空きが全く無い状況。どーすんの・・・。とりあえず1回目のみ予約。
  • 7月中旬、同じ区に在住の同僚が「専用サイトにあったPDFの医療機関に片っぱしから電話して、やっと受けてくれた医者がmikkさんの住む町にあるんだけど」と言い、よく行く内科だったので驚いて電話すると、さっそく明後日1回目で、2回目もすんなり予約完了。結局電話かい!というか、このアナログ手法が手っ取り早いってねえ・・・
  • p社製 1回目はちょっと筋肉痛くらい。何にせよ近所の医者で、人も多くなく、スムーズに出来てよかった。翌日午前中まで手は上がりにくかった。
  • 2回目。16時接種、帰りに経口補水液・鎮痛解熱剤・冷却ジェルシートを買う。昨日から肩〜首痛が酷いので、接種箇所の痛みなのかよくわからない。寝るまでいつも通りに過ごした。
  • 翌朝6時起床直後、検温36.7° 若干の頭痛あり。前頭部で、持病の頭痛とは異なる場所と痛み方。起きて朝の支度中、自覚は無いのだけどぼんやりしてると言われ、確かにいつもの行動のちょっとしたところを間違える。怠さは無く、いつも通りの朝食。食器を片付けるときに手が上がらないことに気づく。おでこにジェルシート貼る。
  • 7:30検温37.4° 解熱剤を服用し、頭頂部にローズウォーター。今のところ倦怠感・頭痛・腕の腫れなど予想される症状は無く、至って元気。手も真上に無理なく上がる。会社は休み取得済。
  • 10時検温36.7° 下がってる……。普段の体調不良のほうがよっぽど酷いので、困惑。これから来るのか謎すぎるので、とりあえずのんびりする。
  • 12時。昼ごはんにカレー食べられるくらい元気だけど、なんとなく怠さがあり37.2° 1時間半ほどソファで寝てしまう。そのソファで寝ていたところ親戚のような大人子供数名が来ていることはわかるのに目が開けられず体が動かない、という夢を見た。目が覚めたときに「今誰か来てたよねえ」と口走り、Y氏困惑。未開封経口補水液を天然炭酸水で薄めて出してくれた。美味しい。
  • 16時。接種から24時間経過、熱がある感覚があったけれど検温36.5° もう平熱。
  • 19時。夕飯をいつも通りに食べた。私は副反応が強く出なかった、でいいのだろうか。


同僚やネット上の経験談は「高熱・頭痛・倦怠感」。普段から頭痛など体調不良が多く、治療の注射でアナフィラキシーを起こしたことがあり、体力の無い私なんてどうなるの?とかなり怯えていたものの、情報ではなく自分の体験こそが自分の真実で、人によって異なることを痛感する。副反応は個人の体内の何に拠るものなのだろうか。いずれデータが揃い、傾向が見えてくるのだろうか。


私はスムーズに終えることが出来、副作用も無く、ありがたく思う。辛かった人も多いし、それ以前にまだ接種の見通しも付かない人もたくさんいるのが、我が国の現状だ。世界中で同じことを実施するのに、予約システムからして行政ごとに異なり、接種後の状態は人によって異なる。実際に感染しても人により症状や進行は異なり、医療機関の状況は行政ごとに異なる。これほどの規模のこのような事象は稀で、今後に活かす必要がある。一つの正解が未だ無いのだから、国が大きな視点で適切な判断をするしかないのに悪手ばかりでイライラが募る。
そんなボヤキは無意味だとしても、自分たちに意味あることしか残さない人たちへの意志表示をする意味はきっとある。勿論敢えてネットに書く必要はないけれど。



政府の発表によると、7月31日現在 2回接種完了者 38,816,091人(30.5%) VRS未登録分の割合はどの程度なのだろうか。