下北沢のカフェTは、フリッパーズギターの記事で知った。初めて行ったのは上京してから。いつもきれいな店内、にこにこの店主、あのころ憧れた80年代の気持ちよさがずっと保たれた店内。カフェオレボウルにたっぷりのカフェオレも、牛乳と2層のアイスカフェオレも、オレンジジュースとアイスティーが合わさったのも、若鶏のブラウンソースパスタも、今の私には頼めないけれど、やっぱり美味しかったなディプロマット。ここにしかない味。そしてハーブティ。これが最後の注文。
下北沢に行く機会も南口のqueがメインでユニオン、ついでにb＆bあたり程度。北口はほんとに行かなくなってしまった。Tに行くのは何ヶ月ぶりかだけど、昔みたいに下北を南口からぐるっと回って北口へ出て、休憩にTに行く。なんてあのころの下北沢を思い出すとだなんて懐古は年寄りの駄文にしかならないけれど、20~30代の頃通った店はこれでもう、無いのかもしれない。この街の変貌を受け入れるしかないのだなあ。
(追記 茄子おやじを忘れてた！閉店しようとした店を若者が引き継ぎブラッシュアップ、今も人気店の良い例)
ビルの建て替えをキッカケに本日閉店。おつかれさまでした。これからも続くおふたりの日々も気持ちよく輝いていることでしょう。
