既に夏の暑さな日が続き、さて7月の頭はどうなっていることやら。
6月8日(土) 「左手に気をつけろ」をユーロスペースにて鑑賞。井口奈己監督の久々の新作!しかもときどき行く喫茶店が舞台。そのうえ金井久美子と金井美恵子がプロデュースし、久美子さんの作品コレクターである社団法人 文化振興ネットワークが資金を提供という贅沢な状況に驚く。・・・なんだけど。設定は面白いのに全く活かされておらず、ゼロ年代前半の映画を観ているようだった。ショットがとか切り返しがとか運動がとかいう映画的文法を熟知していれば絶賛するのかもしれないけど、ゴダールにジャック・タチ、破茶滅茶なのが面白いという世界観を今敢えて新作で観るのもな・・・/ にしても土曜朝イチの渋谷、外国人観光客の多さ。ユーロ行く途中のスタバの前の植え込みでは外国人が寝ていた。その向こうにあった東急本店は解体され空は高かった。90年代の終わりにカオスになってしまったなあと思ってたけどあれはカオスではなかったね。
6月9日(日) 蔵前MJKギャラリーは昨年オープンしたのだけど、2人展の組み合わせを意識した企画を主としていて、意欲的でよいなあと思っていた。そしたら!
電球の光に音を重ねて通信したり、飛ぶ鳥をスコアにしてピアノを鳴らすような、光と音による重層的なサウンドアート作品を制作するすずえりと、嶺川貴子と川口貴大によるユニット「跡の前」によるコラボレーション展示です。
mjkgallery.com
長年、嶺川さんの音をギャラリーで観たいと思っていたのでとても嬉しい!狭い空間いっぱいにサウンドアートが広がり、その隙間で見守った。2人は終始動き回り、その瞬間だけの音を生み出していく。川口貴大さんは音を浮かび上がらせ、嶺川さんは一人芝居のように言葉を浮かべる。穏やかな緊張、静寂の騒めき、存在の不在。音の余韻は耳の奥に響き続け、残像は網膜に張り付いて、形は無いのに永遠に私の中で在り続ける。
蔵前、14時からギャラリーへ行く前の時間過ごす場所があまり無い。個人経営のひっそりと穏やかな店がほぼ皆無。カフェはやたらあるけど、、、。
6月10日(月) 朝ドラ。放送当日に脚本家がSNSで説明しちゃダメでしょう。それは作品を観れば伝わるように書くべきだ。もともと人物を台詞で作りすぎと思っていたし、ひとり悶々と悩む主人公、ひたすら優しく彼女を肯定する夫、という描き方は令和の日本で生きる女性に共感を与え溜飲を下げるためにつくられたかのようで気になっている。
6月11日(火) 異動した日に指示された業務、ほぼ説明なく意味わからないまま4月分を終え、その惨敗を踏まえて自分なりに調べて改善した5月分、問題点を把握し改良を加えて挑んだ今月分があと一息のレベルに達したので自分を褒めている。
6月12日(水) 今日はもうダメだ!と思ったので2時間休み取ってお茶して帰宅した。/ 槇文彦が亡くなった。「ひとりのため」のパブリックスペース。もはや希少価値。どこもかしこも不特定多数の賑わいを目的にした場所ばかりだ。今はいつでもどこでもイヤホンしてスマホ見て、それがひとりということなのか。
mikk.hatenadiary.jp
shinkenchiku.online
フランソワーズ・アルディも亡くなった。80歳。ああそうか、母の1歳下か。フランソワーズ・アルディといって思い出すのは60年代の姿で、でも私は母の60年代を全然知らないのだなあ。。。息子のトマ・デュトロン、「歌手」って書いてあって知らないなあと思ってたらY氏に「ええ!うちにあるじゃん、よく聴いてたデショ?」と言われてよく聴いてるジャケでビックリした。
Comme Un Manouche Sans Guitare
6月13日(木) 昨日寝付きが悪く何度も目が覚め、寝起きも悪かった。それでも会社行って気になってたこと済ますと気が楽。先読んで進めることが出来ないのがツライ。
6月14日(金) 30度超え。今からこの暑さに体を包まれて、体力保存が重要だなと震える思い。
6月15日(土) 昨夜予約をした映画は賑わう街のシネコンで、なんとか時間を潰し、ようやく館内に入るとめいっぱいの人の量とポップコーンの臭いに倒れそうになりながら受付ゲートに向かうと、予約したのは明日だったと気がつかされて、その場で溶けた。このまま帰れない…と近くの街にとても美味しいケーキ屋があるので買って即帰宅。今日はケーキを買った日とする。。。
6月16日(日) 昨夜から体が勝手に寝てしまう病で、今朝も起きれず、朝食後も何度も平伏し寝てしまい、コマッタネ・・・と思いながらギリギリの時間にシネコン再び。・・・寝なかった!/「違国日記」初期作品から瀬田なつき監督作品を見続ける身には脚本・編集でこの内容、ホント感慨深い、良い映画だった。原作漫画の素晴らしさとは切り離して捉えている。また別途書く!/ 帰りはいい気分だったのでずっと欲しかった"履きやすい"雨用靴を購入して帰宅。なんとかこの土日、達成感あり。
6月17日(月) 一時期の状況が嘘のように今やる仕事が途絶えてしまい、復習しながら来年度用に運用表をつくるの巻。そういうのすらないまま仕事してるからねえ・・・
6月18日(火) 私の人生の1本『泳ぎすぎた夜』の五十嵐耕平監督、ようやく!最新作!『SUPER HAPPY FOREVER』9/27公開決定!!!うーれーしーいいいいいいい。クラファンも微力ながら参加。
shf2024.com
motion-gallery.net
www.youtube.com
この映画のことを思い出すとにこにこしてしまうの。
6月19日(水) 今週はシジマ週間で、細々したことを淡々と進めている。他部署と連携する仕事、効率が悪いなあと思って勝手に改定したら、「今まで大変だったの!楽になる!」と感謝されてよかった。まあ、この会社はこんなことばっかですよ・・・
6月20日(木) ビジネス街に突如現れるトンネルのなかを歩いたら、Music for Airportsに出逢った。

6月21日(金) 会社帰りに音楽喫茶へ、期待していた選曲になかなかならず、むううと思ったところへPainfulがかかって、ギターの弦の響きがとんでもなく美しくて、うっわウチで聞くのと違う!と震えた。
Painful [Analog]
6月22日(土) 夏至。どうやら梅雨入りしたらしい。例年より14日遅いとのこと。

先日読んだこのコラムを一部抜粋。
日経新聞夕刊 6/20付 「味覚プロジェクト」英文学者 阿部公彦
私たちは文章の内容を読みつつ、文章を食べる。(略)果たして私たちは、ことばをきちんと食べているだろうか。甘みに潜む苦さや、酸味から滲み出る甘さを、どれだけとらえているだろう。
咀嚼しないで飲み込んで、美味しかった/不味かったと言い張ることが増えたと自省する。
6月23日(日) 朝方は雨が激しく、昼頃止んで外出。渋谷でペイブメントの映画を見た。感想は別途。
6月24日(月) 会社終わって外に出たら、温風ヒーター浴びてるみたいだった。
6月25日(火) メガジャケて?とコレにしたら、10インチくらいの大きさのジャケペラ1枚だった。ポストインも出来ないし、謎。
【Amazon.co.jp限定】Ethereal Essence (メガジャケ付)
アンビエントアンビエント云うと違うなという印象。音の圧の主張が強い。歌詞有りも個人的には疑問。
HOJO N.01 SS24 [zine] - Kankyo Records
こちらの磯田健一郎氏のインタビュー、読み応えあった。「ディレイとリバーブ、外してみな?それ、ただの電子音でしょ?それでアンビエントの作品ですか?」は笑った&同意。
6月26日(水) 仕事。疑問が沸くので質問しても「仕方がない」で終了しちゃうの、困る。
6月27日(木) きょうもまた、なぞなしごとでいちにちおわる。
6月28日(金) 朝から雨。だが会社休んで美味しいもの食べて、高円寺でライブ観た。感想は別途。悶々。
6月29日(土) 母校でコラージュ講座。混沌とした心がそのまま出てしまった。Y氏が氷室饅頭を買ってきて半分ずつ食べた。
6月30日(日) あんまり元気でない一日。消化がよくない。14時くらいから雨。/ 夜Y氏に「ねえねえマッドチェスターをテーマに選曲するなら?」と云うとまずコレを上げ
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からの〜
で
だったのでありがとうというしかない・・・
7月1日(月) 遂に7月!!相変わらず仕事に不満ありすぎ。帰り道は足が硬く重くなってしまいうまく歩けず。晩御飯作る気力もなくデパ地下に吸い込まれるも情報量の多さにヘロヘロになりつつ食べたいものもよくわからないまま、和のお惣菜セットを買ったものの、やっぱり満足度低くて食べる喜びが生まれないのは悲しい。
7月2日(火) 今日も仕事で遅くなり、夕飯に何食べるか考えられなくてY氏にメールしたら「(最寄駅のチェーン店の)コロッケで」といわれてそれを。このところまたしても仕事が混沌&混沌さらに倍、で社内で機関銃乱反射させたい気持ちである。
7月3日(水) 今日は絶対定時で帰る!とナントカ脱出、ウチの最寄駅に着いたら空がEthereal Essence色。
Ethereal Essence (特典なし)
7月4日(木) 毎月恒例の業務がまっったく捗らず、私今日一日何してたのかわからない・・・
7月5日(金) なんとか恒例業務の目処がつきそう。この係、達成感や喜びを得ることがないんだよなと気付いた。来たばっかりで靄に包まれていることもあるけど。今週はかなりハードでつらかったけどナントカ終わった。
朝から熱風で、暮らしはどうなってしまうのか。こんなに暑くては考慮することを放棄してしまうし、物価が高くて恐れてしまい、苛立つことばかりになってしまう。しっかりと食べて噛んで、その味わいを認識し、感じ取って、すぐ消化できなくてもお腹のなかで考え続けなくては。冷たいものばかりではお腹が冷えて停止してしまう。