今年の音甘映画館【映像編】


・新作は団塚唯我「見はらし世代」につきる。三宅唱濱口竜介瀬田なつきの「オーディトリウム世代」以降の新たな時代だなーとつくづく思う。
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三宅唱「旅と日々」は良かったんだけどひっかかる部分が拭えず、この監督だけに意図を考えちゃうのは良くも悪くも。オリジナル脚本作を観たいな。
・「ジョン・バージャーと4つの季節」はティルダ・スウィントンが撮ったパートはとても印象的だった。



映画は嗜好品であるからして、納豆のように食べられないものもある。どんなに話題で優れた作品であっても観る観ないは状況による。映画館で観るのはお金・時間・感情・気力・体力・上映館を兼ね備える必要があり年々ハードルが上がっている。新作も今観る気になれないテイストだなーとか、旧作は大好きな作品を今再見するのもなーとか、なにかと理由をつけて取捨選択する。
だからこそ、歳末に再見した「ヤンヤン 夏の想い出 4Kレストア版」は映画館で映画を観ることの大切さをあらためて感じた。歳を取る。見る物も見える物も見え方も変わっていく。だから私たちは毎朝違う日を生きるために目を覚まし、毎日が新しいのだ。



【観た作品 ⚫︎新作 ⚪︎旧作】と便宜上分けたけれど、「旧作」の定義とは?な気持ち。リマスターや特集上映で公開するタイミングにも「その時」は表れる。かといって「名作」上映人気で「新作」公開の機会が減ることは本末転倒で、未来の名作が生まれにくいことになる。
⚪︎ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーマリア・ブラウンの結婚
⚫︎吉田大八「敵」
⚫︎ペドロ・アルモドバル「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」
⚫︎ジム・ジャームッシュ「RETURN TO REASON」
⚫︎塚原あゆ子「ファーストキス」
⚪︎松井宏「冬の庭」
⚪︎瀬田なつき「3つの5windows」(再見)
⚪︎テレンス・マリック「バッドランズ」
⚫︎甫木元空「BAUS 映画から船出した映画館」
⚫︎イアン・ホワイト「バースデイ・パーティ/天国の暴動 〜Mutiny in Heaven: The Birthday Party」
⚫︎ポール・ケリー「Lawrence of Belgravia ローレンス・オブ・ベルグレイヴィア」
⚪︎テレンス・マリック天国の日々」(再見)
⚪︎ケリー・ライカート「ミークス・カットオフ」
⚪︎ケリー・ライカート「ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択」
⚪︎五十嵐耕平ダミアン・マニヴェル泳ぎすぎた夜」(再見)
⚪︎アレクサンダー・ロックウェル「イン・ザ・スープ」(再見)
⚪︎ラウラ・シタレラ「ドッグ・レディ」
⚫︎オリヴィエ・アサイヤス「季節はこのまま」
⚫︎横浜総子「海辺へ行く道」
⚫︎アンドレア・アーノルド「バード ここから羽ばたく」
⚫︎ティルダ・スウィントン、コリン・マッケイブ、バルテク・ヅィアドーシュ、クリストファー・ロス「ジョン・バージャーと4つの季節」
⚫︎ニキル・ペールワーニー「アハーン」
⚪︎豊田利晃「ポルノスター」(再見)
⚫︎団塚唯我「見はらし世代」
⚫︎豊田利晃「次元を超える」
⚫︎三好⼤輔「うえだのまなざし」
⚫︎三宅唱「旅と日々」
⚪︎団塚唯我「遠くに行きたいわ」
⚫︎フェルナンド・フリアス・デ・ラ・パラ「DEPECHE MODE: M」
⚪︎ターセム・シン落下の王国 4Kデジタルリマスター」(再見)
⚪︎エドワード・ヤンヤンヤン 夏の想い出 4Kレストア版」(再見)