ダージリン急行

ウェス・アンダーソンの映画は大好きなので楽しみにしてたんだけど。。
なんだかソフィア・コッポラを思い出したのだった。モチーフとしての「スピリチュアル」インドとか「特権階級の移動遊具」寝台列車とか「オサレ番長」バッグとかに。
今まで良いところと思ってた「ぼっちゃん」な部分が単に「セレブな西洋人」として鼻についてしまって、楽しめませんでした。なんなんだろーか。
そういえば脚本・製作にローマン・コッポラ参加してるし、ジェイソン・シュワルツマンもコッポラファミリーだし(でも大好きなんだけどー)、いやはや・・・。
そりゃ、彼ならではの「鮮やかながら品ある色彩」や「左から右へスクロールするスローモーション」、そして「キンクスが流れた瞬間」なんて(毎度ながら)「ああ!」と高鳴ったけども。
もうナンナンダヨ!とスクリーンにツッコミいれるどころか、ため息が・・・。
それにねなんといっても「列車が走る映画」なのに走る列車自体にときめかなかったの!(問題はソコー!)