散策

桜観測 2024

今年の3月は肌寒い日が多く(雪も降った!)、例年よりも遅めに開花した。公式発表だと「3/29開花 4/4満開」、4月6日に来日公演じゃあ桜終わってるよ?と思っていたのに満開ど真ん中のBECK様はさすがである・・・(前回の桜時期ライブ、武道館とリキッド行っ…

3月の終わり、4月の初め

弊社の人事異動発表は例年3月最終金曜日で、下々はその日に「初めて」知らされ、僅か数日で引継し荷物をまとめるという大作業になる。部署によって都内とはいえ勤務地が変わることもある。私は珍しいほど長年残留だけど、我が係に特有の年度切替業務がテンコ…

2月の終わり、3月の初め

2月3日 蔵前のギャラリー巡りの日。 ① 溜まりつく光 | MJK Gallery 展示のサムネイル写真とタイトルに惹かれたこの2人展は双方の作風は全く異なるけれど不思議な調和があることが興味深かった。 ↓ ② Language of shape Vol.2形の言葉 Vol.2 | 足立涼子2024/2…

1月の終わり、2月の初め

今年もよろしくお願いします。と書いた感覚がもはや彼方。1ヶ月早いなあ・・・ 1月の自分にビックリしたのは映画を5本も観に行ったことだ。 ①ファースト・カウ ②パーフェクト・デイズ ③ショーイング・アップ ④彼方のうた ⑤僕らの世界が交わるまで この本数だ…

12月の終わり、

年末が近くなるとどう過ごすか考えたりして予定をなんとなく組むんだけど、最後に体調を崩してしまい、予定も何もない状態に。今日29日は胃が弱っていて悲しい。このところ大きな不調もなくてホッとしていたのに。悲しい。 12月6日(水) 訃報に限らず世の中…

11月の終わり、12月の初め

遂に「12月」と書いてしまった! 「ゴーストワールド」リバイバル上映、観たいと思いつつ今抽斗開けなくてもいいかという気持ち。新たな気づきはあるかもだけど、更新したくない感覚がある。公開時見て心の灯火になったこの映画を、「ジュノ」を見たときに思…

もう1つモダニズム建築、京都会館へ

今回の京都旅の目的は「国立京都国際会館」でしたが、コンペの審査員には前川國男がいるし、 1日目にライブを鑑賞したCorneliusには「前川國男設計の東京文化会館で観たい!」とかねてから思ってたし → 建築について | 東京文化会館 そうだ!京都にも前川國…

憧れの国立京都国際会館 見学会

国立京都国際会館は「日本で最初の国立会議施設」建設のために1963年に行われたコンペにて、大谷幸夫の案に決定。1966(昭和41)年5月21日に開館されました。 www.icckyoto.or.jp1997年 地球温暖化防止京都会議の「京都議定書」が採択された会場として良く知…

10月の終わり、11月の初め

以前記したけれど、近所の大きなお家が解体されることになり、今月実行された。まず邸宅から始まって、広い庭の高い樹木が少しづつ切り倒されて、最後に倒されたのは私が毎日眺めることを楽しみにしていた木だった。オレンジ色に色づき始めていたのにな。向…

6月の終わり、7月の初め

6月5日(月) 週末の台風の影響に当然の如く対処できず、我らの仕事が増えるなり。 6月6日(火) 「違国日記」映画化。えええー!と否定的な感情を持ったけど、瀬田なつき監督作ということで違った意味で動揺……。瀬田監督にはオリジナル作のほうが合うと思う…

5月の終わり、6月の初め

楽しみにしていた今年の5月もあっという間に過ぎ、私はただ歳を取っただけで何を得て何を失ったのだろうか。具体的にわからなくても、確実に脳内に占める%の区分けが変わった。そういう人生の季節なのだ。 5月3日(水) 晴。区内でも路線が違うと世界が変わ…

4月、ところどころ

緑の光 長い歳月を感じる樹木に出逢う日が多かった。 RIDE見るために恵比寿に行く道として歩いた広尾ガーデンヒルズ。ここの緑豊かな景色が大好きだ。それは暮らす人々が責任を持って大切に育んできたからで、この土地の歴史を学び、区道も含めてこの街区の…

4月の終わり、5月の初め

4月3日(月) Virginia Astley「some small hope」はデヴィッド・シルヴィアンきっかけで聴いた。中学生の頃だった。この曲は私にとって、意識的に音楽を聴くことを更に推し進めたと改めて思う。今もふと、この曲のイントロが頭に鳴り響くことがある。そして…

2004年の桜観測

先日、2004年に撮った桜風景写真が出てきた。それもチェキ。それと都バス1日乗車券も一緒に。そう、「都バス1日乗車券」で「新宿駅」→「王子駅」行きに乗ったのだ。www.tokyobus.or.jp王子で「都電」に乗り換え。あらかわ遊園などで途中下車しつつ「三ノ輪駅…

桜観測2023

今年は騒ぎが戻ってきた様相だけど、雨の日も多かった。 街の色合いをふわりと変える景色に出会えるのは幸せだ。 東京の開花日は3/14で去年より6日早く、満開は3/22。これを書いている4月中旬は既に木工薔薇と藤に躑躅も咲いている。どんどん早まる回転に乗…

桜が繋ぐ縁

所用があり久しぶりに降り立った駅は賑わっていた。新しい店も増え、明らかに様変わりしている街並みをキョロキョロしながら歩き進め、駅周辺の一角を過ぎて交差点を左へ曲がる。 この通りはかなり狭いのに随分と車の往来が多い。整備されておらず、恐らく昔…

1月、ところどころ

何気なく曲がった角でこんな光景に出逢うと幸せを感じる。この一瞬だけの、奇跡のタイミング。 郊外の街はひっそりと静かだった。山の稜線に沿って連なる家家を見渡し、急すぎる階段を下がって上がってアスファルトの尾根を歩いているとこの街の暮らしが見え…

12月、ところどころ。

年々歳末を感じなくなるけれど、12月25日の朝の花屋はクリスマスから正月景色になっていたし、遠方へお出掛けな荷物や買い物の人々を見かけるようになった。 私はといえば前はよく行ってた街も行く回数が減り、移動する範囲が縮小したはずで歩く距離も減った…

11月、ところどころ

光が変わり、色が変わり、街が変わっていく様を感じながら歩き続ける。

10月、ところどころ

ひとりでいることを良しとされた、静かなあの頃が既に懐かしい。落ち葉が重なるスピードよりも早く、人々が集い、はしゃぐ声が響きわたる。歩く先々で行列の飲食店があって驚く。コロナ前もこんな行列ばかりだったっけ。 区の公園のトイレ壁画。こういう感覚…

ギャラリーと美術館を巡った2日間

10月8日 連休初日、原宿駅前の喧騒をソッと離れて真新しいビルの上のギャラリーへ。岡﨑乾二郎展。昨年脳梗塞で入院しリハビリ後の最新作。重なり溶け合い、その隙間を辿る。 www.blumandpoe.com →ノープランで外出したのでこのあとどうしようかなと考えて、…

久しぶりの一本道

先日帰省し東京に戻る前に降り立った駅から歩き出し、どれくらい経っただろうか?暑くて汗ダラダラで、気が付けば ひとけの無い一本道! こんな道を歩くのは何年ぶりだろうか。「音甘映画館」の旅記録では必ず登場する景色。国内の「あの風景が見たい!」と…

5月、ところどころ

5月は緑耀く季節! 帰りの電車を降り過ごし、離れた駅で下車。そこから歩いた帰り道。車のテールランプが一定速度で流れていくのを眺めながら、思い出した日々は20年も前のことだった。 長屋の店舗があった一角、ついに解体されてたけれど、角の店舗は残って…

4月、ところどころ

桜と新緑の色合いが好き。

3月ところどころ 〜桜観測2022

今年の3月は肌寒い日が多かった。 3月26-27日にかけて桜巡りをしたけれど、まだ咲き誇るまでは行かなかった。 翌週の3月30日水曜日、会社帰りに桜のトンネルへ。 季節は変わる。街も変わる。

白い翼

よく晴れたあたたかな1日だった。昨日ワクチン3回目を受けて今日は在宅勤務、日中は特になかったけれど夕方から違和感が出始め、ご飯もあまり食べる気しないなあと外に出ると、近所の木蓮が白い花弁を広げ始めていて、見上げると白い月と呼応していた。 今年…

2月、ところどころ

この風景が大好きだ。 渋谷 time is onは今も変わらずそこにある。*猪股邸 *山田邸 いろんなことが起こるけれど、歩いて、見つけて、楽しみながら暮らしていきたい。

2月の終わり、3月の初め

2月4日 夕方から忙しくなり、珍しく残業して腹ペコで退社。馴染みの店は夜営業休みだったりでどうしようかなあ、やってるかなあと一か八かで向かった店が営業してて、ほっとするも店内はグループが大声ではしゃいでいた。ここでこんな状況初めて。このご時世…

1月、ところどころ

謹賀新年。 東京に雪が降った日。 雇われでカウンターに立っていた時から存じているので、この場所に自身の名で店を興した気概と意志は強く伝わってきただけに、無意識の行動によってこの場を閉じることになる世の中がとても悲しい。なんて単なる客が語る話…

渋谷区立松濤美術館 白井晟一 入門

shoto-museum.jp 第1部/白井晟一クロニクル は昨年鑑賞し、図面や写真で彼の仕事を辿りました。 architecturephoto.net第2部/Back to 1981 建物公開 へ訪問。展示物は無く、白井さんが設計した建物そのものを辿る企画は昨今のモダニズム建築再考の流れゆ…