散策/京都

京都ところどころ

2019年の盛岡旅以降、コロナ禍で都内を出るのは憚られる時期を経て、遠出をする気力がなくなった。世の中の変化で自分の変化に気付かされたのか、何処に行くか考えるのも準備するのもめんどうになり、京都はもういかなくていいなとまで思っていた。ところが…

狛犬じゃないよ「狛鳩」ダヨ!〜 三宅八幡宮

国立京都国際会館に宿泊した朝、住宅街の一角にある近くの神社までお散歩しました。 立派な鳥居の両脇を司る狛犬・・・ んん? んんん?! 狛犬じゃないよ、狛「鳩」だよ!!! 狛犬も奥にいましたが・・・ 鳥ちゃんみっしり。 とにかく境内は「鳩」「鳩」「…

もう1つモダニズム建築、京都会館へ

今回の京都旅の目的は「国立京都国際会館」でしたが、コンペの審査員には前川國男がいるし、 1日目にライブを鑑賞したCorneliusには「前川國男設計の東京文化会館で観たい!」とかねてから思ってたし → 建築について | 東京文化会館 そうだ!京都にも前川國…

憧れの国立京都国際会館 見学会

国立京都国際会館は「日本で最初の国立会議施設」建設のために1963年に行われたコンペにて、大谷幸夫の案に決定。1966(昭和41)年5月21日に開館されました。 www.icckyoto.or.jp1997年 地球温暖化防止京都会議の「京都議定書」が採択された会場として良く知…

Cornelius 夢中夢 Special Live Set

これは2023年11月3日(金・祝)に国立京都国際会館にて行われた、AMBIENT KYOTO 2023 presents Cornelius 夢中夢 Special Live Setにまつわる、長い長いお話です。私は音楽と共に建築鑑賞も大好きで、特にモダニズム建築が好みなので前川國男設計 東京文化会館…

HORAの音

旅記録最後に。京都駅から電車を幾つか乗り継ぎ、県境を超え、琵琶湖を過ぎて、下車した小さな駅。地元を思い出す、広い田畑の中にぽつぽつと家屋があるよないわゆる田舎道を、狂気のようにギラギラした暑さに刺されながら汗が止まること無く歩くこと20分強…

国際会館と鉄博

東京は台風の影響による暴風雨で、冠水など凄まじい状況の様子をホテルのテレビで見る。数日過ごした名古屋から京都へ移動。台風から更に離れて青空!暑い! 五山送り火が終わり、町内にはこんな提灯やら何やら飾られた下で子どもたちがはしゃいでいた。地蔵…

三都ところどころ

今回の年末旅行で回った「京都・大阪・兵庫」をちょっとづつピックアップ。 京都 : 三栖閘門 伏見再び。琵琶湖疏水はここ三栖閘門でその流れを終えて、宇治川へ注ぐ。昨年伏見の街と蹴上インクラインから夷川発電所へを歩いたけれど、ようやく終着地へ。 大…

キョウトあれこれるるる

寺も甘いものも和雑貨も無い京都旅記録がこちらです・・・ こういう住宅街の中のなんでもない道を歩くのが好き。角々で京都の目印が顔を出すのも楽しくて。 ねこ1。 古民家なお店でひとやすみしてたら猫が2匹やってきた。ファンヒーターの前に陣取り動かな…

キョウトあれこれるるる

路地を行ったり来たり、カクカクと曲がったり進んだりを繰り返す。 おお!素敵な建物。 細かな細工まで美しい、閉校した中学校。 「軟式野球発祥の地」?そして「栄養給食先駆けの地」?要はそれだけ歴史を持つ学校だったということか。 これは……どう見ても…

3日目:南禅寺水路閣からインクラインを辿ってダムへ行く

最終日1月4日の朝、ようやく京都タワーとご対面。特にどこへ行くかは決めていない。まずは駅から路地をくねくね曲がりキョロキョロ歩きながら北上する。 正月の初売りで賑わう河原町までやってきて、どうしようかねと思い、南禅寺にでも久々に行ってみよう…

2日目:初春の鞍馬山から貴船神社を歩く

2日目の朝!地下鉄烏山線に乗って終点の国際会館駅で下車、同志社付属中高があり住宅と畑が広がるのどかな雰囲気。 5分ほど歩くと叡山電鉄岩倉駅へ。 列車がゆったりとした住宅街を走り、徐々に傾斜がついてカーブを曲がり山の中へ入るときの、ゆるりと世…

1日目:伏見は酒の街団地の街

年が明けて2日から4日まで京都へ行きました。 1日目:伏見は酒の街団地の街 2日目:鞍馬山から貴船神社へ初春散策 3日目:南禅寺水路閣から〜琵琶湖疎水を辿って 思いがけず水を巡る旅になりました。 初富士はクッキリと。 京都駅で新幹線ホームからJR…

あれこれるるるるるるる

このはちみつレモンはキリンのパクリじゃないか… 元祖パク…(以下略) 走るなキケン 鳥羽水族館、入ってないんだけど通りかかった入り口にあったラッコ。怖いぃぃ! 「わー!ひこにゃん!」と叫んだ私…。ごめん忘れてたよ、君はにゃんまげだよネ…。(京都日…

帰路に就く。

赤福営業停止中はどんな感じだったのでしょう。町中至る所にこのロゴがあり、伊勢神宮の門前も赤福無くしてはな世界だけに。あの餅ひとつでここまでになったのもスゴいことだなあ。。。 伊勢に戻って近鉄電車に乗って名古屋へ。新幹線に乗り換えて東京へ。 …

二見浦にも行くべし

さてここから鳥羽に戻る感じでJRに乗り二見浦で下車。 不思議なカタチの駅舎から海岸に向かう通りは懐かしいニオイがします。 二見浦は古くは「伊勢神宮を参拝する前にからだを清める」ということもあった模様ですが、明治15年に「日本最初の海水浴場」とし…

2008の最後の日に伊勢神宮詣

鳥羽から近鉄電車に乗って五十鈴川駅 今年の締めくくりに伊勢神宮をお参りし新しい年を新たなこころで迎えるのです。 伊勢神宮とひとことで言っているけども実は「125社神社の総称」なのでした。 内宮から参拝したのですが「まず外宮からというのが古来から…

2008大晦日の朝

ここからは旅5日目の12月31日ですが当日別エントリを立てているため、日を変えずに続けて記します。 朝日がカッと差す今朝の菅島 早くもこの島を去ります。 定期船乗り場にぶら下がるのは平成20年最後の一枚。大晦日の朝を初めて訪れた港町で迎えるとは。 …

神島へ!

既にカテゴリータグが京都じゃないんですけど許してください。 ここから船に乗って50分程度の「神島」へ向かいます。 新しくきれいな船でした。 遂に本州を離れました、寂しさが残ります。 観光船の派手さ加減たら。竜宮城? にしても今日は風が強くて冷たく…

鳥羽へゆく

年末正月気分なぞにまるでならぬまま京都を離れ、近鉄電車で三重県鳥羽市へ向かいました。 京都から特急で2時間半近くで到着。 駅前ロータリーに立ちはだかるのはこのお方、 御木本幸吉さんです。鳥羽と云えば真珠、でこの人あってこそであるからして。 で…

再び京都へ

ケーブルカーで下山、町へ戻りました。これから琵琶湖のほうを回る気持ちがY氏にはあったようだけど正直疲れてしまい私としては京都をもすこし味わいたく、一路京都へ。別行動で私は法然院へ。 界隈の哲学の道から白川通までのあいだの道を行ったり来たりす…

延暦寺東塔

まず向かった根本中堂は延暦寺最大の仏堂でその暗がりへ入ると空気がぴいんと張りつめたなかに僧侶の読経が厳かに響き渡り、背筋が伸び引き締まります。暫くその響きにからだを預けました。後から後から被さっていく余韻が実にここちよい。これ以上ない緊張…

比叡山へ行こう!

今朝もスッキリと晴れ渡り気持ちよい。3日目はY氏の提案で比叡山延暦寺へ。彼は以前行ったことがあり、叡山列車〜ケーブルカー〜ロープウェイ〜バスと乗り継いだ奥地にある「横川エリア」(名僧が修行をしたところだそう)がスバラシイということでそこを目…

今年最後の日曜日

夜になり河原町へでて夕ご飯、どこで食べようかと思えども日曜日は休みとか既に年内営業終了なんて店が多いので営業してても入れなかったり、ちと焦りましたが。。。 そして今日の宿であるビジネスホテルへ向かいフロントへ行くも予約されてないという!ええ…

お正月の用意

そこからまた北上、出町柳界隈へ。 年越しの用意で忙しない雰囲気を旅の道中で味わうのも不思議な気分。生活様式が均一となった昨今であるけれど年末年始はさすがにその地の風土が溢れていて、丸餅に棒鱈に・・・京都らしいものが商店街に立ち並び住まう人々…

東山界隈

再びバスで移動、東山へ。 公団を見るのも楽しい街歩き。 動物園を通り過ぎ無鄰菴へ。木々に囲まれ池をぐるりと回る庭園は仏教の世界観を表した"侘び寂び"ではなく、借景の東山とそのまま繋がっているような自然そのままの風景で、ここが寺院ではなく別荘で…

西陣へ

バスに乗ってぐいいんと千本通を南下します。 お寺や織物屋の連なる街並の路地が入り組むなかを歩きます。西陣といえば織物で昔はそういう工房や問屋で賑わっていたと思うけれど今は住宅街のひとつという雰囲気。 いかにもな古い町家が並んでいるなかに真新…

上賀茂神社で

地下鉄で北山へ移動、ぐっと冷え込んだ朝の空気を吸い込みながら加茂川を歩く。 てろてろ歩いて着いたのは上賀茂神社。 まだ訪れたことがなかったことに加えて手づくり市が開催される日だと昨日知って行くことにしたのです。世界遺産のこの地でとはなんとい…

片泊まりの朝ごはん

朝食をいただく部屋は1階にあり窓の向こうは高瀬川。 この仕掛けのすばらしさったら。実用的で風情があってなんとも粋。垂直の線の美しさ。 飛龍頭に出汁巻たまごにお豆腐などが並ぶ食卓はまさに日本の朝食。朝から手のかかったごはんをいただく贅沢な幸せ。

一日目の夜

陽も落ちてきて河原町へ移動、毎度向かうご飯やさんで夕食。京都ならではの食材をいただく。美味しいのは勿論なんだけどきりっとした店内とおかみさんの朗らかなひととなりが気持ちよい。そのおかみさんが年始に旅する土地が私の地元だったからびっくりした…