Cornelius REFRACTIONS TOUR

10月3日土曜日。ZEPP HANEDA 2日目を観た。天空橋なんつう慣れない場所に行くルートを考えた結果、行きも帰りもスムーズで良かった。京急は路線と行き先が複雑すぎてトラップ多すぎ。
駅上がったら商業施設、殺風景な場にライティングが下品な色合いでなんつうかねえ・・・。その上を通り抜ける飛行機の間近さに度肝。
会場は出入りしやすくストレスなかった。席は2階でガックリだったけど(Corneliusの席運はいつも良くて、最前列ど真ん中!!〜一桁台ばかりだったので)、観やすかった。映像・照明込みで考えると2階はアリね!全体像を伺えて、4人の動きが見えて(遠目でもホリーは忙しそうである)、ステージの床面に映ってるのも美しかった。


OP映像からしてヴァージョンアップされてた!初っ端の「Bad Advice」、アメリカ郊外/家/車の重なり反復がイメージフォーラムで昔見た映画のようで、すっごく好みで興奮した。今回のツアーはこれまでとは違いますよって提示がイイ。

バンドで、ビートがしっかりあるような曲を1時間半とか2時間ぐらいステージでやったりする体力はまだあるけど、70歳過ぎればだんだん衰えてくるだろうし、今回みたいなビートが前に来たり、体が反応するような音楽をとりあえず前倒しで、やれるうちにやっておこうみたいな。
niewmedia.com

というアルバムの傾向踏まえて冒頭からアグレッシブな音。でもここはホール、やっぱり座ったまま見ちゃう・・・んがしかし、途中で小山田くんが下ろした掌を上にクイクイっと動かして「立ち上がって〜」ってポーズするの、かわいかったね。(でもまたあとで座っちゃったゴメン)


音が自然に体を動かしつつ、視覚はバーン!と広がる色に溺れる。映像は小山田くんによるAI生成動画を加工したものが主軸で、AIだからか色味が毒々しく強い。それとモチーフの起点にあるであろう黒川紀章のカプセルタワービルからのメタボリズムが、アーキグラムの要素も盛り込んで、有機的で極彩色なアンビルドな世界観が楽しい。(今後菊竹や磯崎あたりも取り込んでもらいたい)

今回は初見なので物珍しく、目の情報量に脳が使われてしまった感は否めない。新作曲の音が視覚の刺激に辿り着いていないところはさすがにあるし、映像も精度の面でも今のところはこれまでの洗練された世界観との差に違和感がある。視覚に囚われすぎずに音を全身で受け止めたい気持ちもある。オプアートだけのほうが没入感でそうだけど。
ただし、アンビエント期はそのときの状況ゆえの心象風景だとしたら、「2026年今コレをやるんだよ!」って小山田くんの気概と遊び心を感じて、嬉しいし楽しい。信藤さん存命だったらどんな使い方するのかなとふと思う。


「まざらない」では小山田くんがギターを手放しマラカスを振りつつ歌ったり、「Twisting & Glistening」ではヘッド博士な赤青黄色のドット模様が乱舞したり、ぎゃあ〜であった。
近いうちにまたライブ見たいな!私も守りに入らず埋もれたい。でも4人の音作りをひとつひとつ丹念に味わいたいな、でもやっぱりバキバキに自我を音に放り投げてしまいたい。


セットリストはネットから拝借。
01.Refractions
02.Bad Advice
03.Aeons
04.Breezin'
05.Audio Architecture
06.Another View Point
07.Count Five Or Six
08.いつかどこか
09.You Make Me Cyborg
10.夢寝見
11.夢の中で
12.Mind Train
13.Turn Turn
14.まざらない
15.Twisting&Glistening
16.Mirrors
17.環境と心理
18.溶解線
アンコール
01.Fit Song
02.変わる消える
03.あなたがいるなら