一日目の夜

陽も落ちてきて河原町へ移動、毎度向かうご飯やさんで夕食。京都ならではの食材をいただく。美味しいのは勿論なんだけどきりっとした店内とおかみさんの朗らかなひととなりが気持ちよい。そのおかみさんが年始に旅する土地が私の地元だったからびっくりした。お友達がいるという。不思議な繋がり。
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今日泊まるのは片泊まりの宿。路地をちょちょいと進んだところにあって繁華街にあるとは思えないひっそりとした雰囲気。

上生をいただく。木枯らし吹く冷たい風のなか静かに咲く花。年の瀬の風景を切り取って繊細でやわらかで優しいけれどキリリとしている其れは、今日いちにち歩いた京都の空気と重なった。