4月、ところどころ


緑の光




長い歳月を感じる樹木に出逢う日が多かった。


RIDE見るために恵比寿に行く道として歩いた広尾ガーデンヒルズ。ここの緑豊かな景色が大好きだ。それは暮らす人々が責任を持って大切に育んできたからで、この土地の歴史を学び、区道も含めてこの街区の美しさは未来へ続く公共の資産だと自認しているからだ。自分たちの資産の価値を保つ点でここの住人は一般的な分譲マンションと異なる大きな特徴がある。維持管理には余裕と知識がもたらす未来への視点が必要だとつくづく思う。

広尾ガーデンヒルズが特徴的なのは、各委員会で仕事をする役員の存在性だ。住人には、ゼネコン、不動産、建築、法曹、金融、マーケティング、報道、学会など多様な業界の第一線でキャリアを積んだ人が多く、その経験値を管理組合の役員として活かしている。



豊かな樹木草花は住民がマンションに対する愛着を育む媒介の役割も果たしていることもあり、植栽の維持管理も日ごろのメンテナンス作業に加えて、長期的視点に立って入念に行っているとのこと。2011年からは、建設時に設計を担当した三菱地所設計も参画して、長期的なグランドデザイン見直しを実施。2013年には敷地中央の道路歩道の植栽を改修した。この道は区道だが、予算の関係で管理組合が自主的に整備したそうだ。

suumo.jp



この木なんの木? なんじゃもんじゃ。ここまで見事に咲き誇ったのはすごいなあ。


みどり。

みどり。

みどり?









雹が降ったあとの青空は夏だった。


こんなふうにいつも空を見上げている。


進んだ道が通行止めで、引き返して曲がった道が行き止まり。うわ、どうしようと足元を見たら影が美しかった。スムーズに行かないときに何を見て何を感じるかって大切だな。

足元を見よ。または、シューゲイザー