餃子とブラジル音楽

土曜日。暑くてダラダラと汗が止まらないなか仙川へ行く。まだこの駅前の新しい佇まいにはしっくりこない。胡桃のカンパーニュを買い、武者小路実篤公園へ辿り着く。この園内には「光る池」がある。昨年出掛けてその神々しい輝きに興奮したのだけど(参考記事→「なつやすみはつづく〜仙川に光る池を見た!」ホントに池が光っているのですヨ!ヒカリモという藻によるものだそうです。)今日はそんなに晴れていないからか、さほど光らず。残念。

仙川沿いを歩いて成城のほうへとも思ったけど暑いし虫がすごそうなので断念、明大前へ。
ここの駅前もガラリと変わった。こじゃれた商業ビルができたり道路が拡幅されたり。商店街の店舗も今後どうなることやら。敷居の高いレコ屋に初めて入ることが出来た。(ビビリですみませんねえ)
夕飯は餃子屋で。皮がもっちり。揚げ/水/焼き、のどれもが美味しい。この店は接客もよいのだけど店のご主人と奥様が仲良くて、楽しげに餃子の皮つくって包んでを2人でやっていて、だからこそ美味しいんだなあ!と嬉しくなる。バイト?のおんなのこが女子バレーのキムラサオリ選手に似てたので心の中で「ミラクルサオリン!」と呟いた。
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日曜日。代々木公園でのブラジル・フェスティバルに行く。もうもうする暑さの中わさわさブラジル人でいっぱい。日本人もいっぱい。ここはどこ?祭り気分のテンション高い空気にワクワクする。
カイピリーニャで乾杯。カイピリーニャのとろっと甘い高濃度アルコールは少し体内に入れただけでもガンガン突き刺さる太陽光線と相まってぐったりしてしまい、公園の向こうのほうの池があるところでしばし休憩する始末。
夕刻になりステージ前へ移動。「マシュ・ケ・ナダ」の作者であるJorge Ben Jor(ジョルジ・ベン・ジョール)のライブを見る。歌声とリズムの強烈なパワーには圧倒!自然にからだが動く動く。たのしいねえたのしいねえなんつって空を見上げると雲が黒くなって来たので、ヤバそうだなあと思ってたらいきなり、キタ!
ドシャアアアアアアアアアアアア!
ぎゃー!大粒の激雨がきもちよく踊っていた私たちを襲う!勿論フェス仕様の服装な訳はなく、折りたたみ傘があるのみ。
慌てて近くの木の下へ移動するも意味が無いほどの振り様、そんななかでもジョルジさんは唄っていてその声には体が反応せずにはいられない、そして雨の下変わらずくるくると音に合わせて踊る人々もいる、残ったひとたちはよけいに盛り上がっててその姿を見てたらああもう雨だっていいさいいさ踊れ踊れ踊れー!と、木陰を飛び出してどしゃぶりの雨を浴びながら音を浴び、ワタシも踊り踊る踊るのだ。なんてバカなんでしょう。でもでも楽しい!ブラジル人を中心にいろんな国の人々がおとなもこどもも集まって、幸せな顔で踊っててなんとも素晴らしいひとときでした。帰りは渋谷を無様な姿で練り歩きましたケド。(この歳でこれってどうよ)
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(おまけ写真)