オンナノコはみんな

レインコーツを見ながら思い出したのは「ローラーガールズ・ダイアリー」。
ケラケラと笑いながら「いくつになっても前に進め!」なキラキラとした様は、オンナノコの表現ならではなんだなあ。
ローラーガールズ・ダイアリー」のことはふとした時に思い出す。彼女たちは今なにしてるかなって。そう思うのは「ゴーストワールド」や「ジュノ」も同様なんだけど、イーニドやジュノのほうが私には近しい存在だ。もがきを抱えながらも基本的に”良い子”なブリスよりも、イーニドやジュノの「周囲に悪態をつかずにいられない”もがき”」にシンパシーを感じるからかもしれない。
主人公の描き方として、イーニドやジュノに見られた「強いコダワリや背伸び」がブリスにはあまり感じられないことが興味深い。ローラーゲームやボーイフレンドに対してスムーズにコトが進んだのは、そのへんがあるのかなあと思ったり。
それと、「ジュノ」で同世代であったマークさんには我が身を振り返って背筋が凍る思いだったけど、「ローラーガールズ・ダイアリー」で同世代の「姐さん」たちはひたすらカッコよかったので、ホッとした!レインコーツの面々同様、こういう愛すべき逞しさで歳を取りたい。