HMV渋谷のラストウイーク

HMV渋谷閉店企画の“曽我部恵一 presents HMV渋谷 おつかれサマーフェス”に行ってきました。

ぼくらが愛したHMV渋谷が閉店します。
そこで、黙っていられないアーティストが集まり、一日自由に(!)
遊ばせてもらおうと思います。
ライブ・DJ・トークと、ゆる〜く「街フェス」やりたいと思います。
http://www.hmv.co.jp/news/article/1008100095/

以前、「雑感」(←リンク)で記したように私にとってHMV渋谷は旧店舗のほうが馴染み深いです。でもこの数年間は3階ロック売り場の品揃えがとっても面白くなってきてて、よく通い購入していました(コレ、ほんとにそうよ皆さん!「ボルヘスを殺せ!」や「山ブラ」の品揃えにはワクワクしてた。「あっちにあった」時の話ばっかりしちゃダメー!)。
今回のイベントで集まるミュージシャンは、私の中ではあまり「HMV渋谷」色を感じ無い(世代の違いが…)のが正直なトコロだけど、カジくんのライブに行ってきました。

ミニ・スカート

ミニ・スカート

いっやー、カジくんスゴカッタ!素晴らしい!「ボーダー」の出で立ちも、「ささやかだけれど、役に立つこと」に始まる選曲も、HMV渋谷(ほぼ旧店舗のことだけどな!)への思い出を語るMCも全て、さすが「渋谷系の最終兵器」だけある自分の役割が「わかっていらっしゃる」感バリバリ(いや、きっとコレは素だね…)でもう…。

「恋とマシンガン」前夜のこととか絡めながら、太田さんのこととか、EGGSTONEとか、最近だとDMCのこととか、もうねえ、リアルタイムに接してきた私にはもう、ねえ。

やっぱりカジくんソングは名曲揃いだなあとシミジミしながらも、若き日にZESTで店員さんであったカジくんや、クロコダイルでのブリッジ・カジくんを思い出すワタクシ。
それが今!「甘い恋人」では、ホントに「フィルターかかった根岸くん」みたくキラキラしてて、「みんな一緒にー!」とかさ、もう、無敵過ぎる。ああ、カジくん、あなたはスター*1ですよ…。
で最後、「HMV渋谷といえばボクにとってはこの曲です!」と唄うは「ラ・ブーム MY BOOM IS ME」!ギャーーーー!

最ッ高ーに甘酸っぱくて、清々しくて青い空にジャンプする!
ニコニコキャアキャアしながら、目に涙が滲んできたよ…イタイオバサンと笑うがいいさ…。

終わったら人が一気に増えてギッシリ状態*2。そそくさと外へ出て、帰宅しました。
SUGIURUMNがDJするみたいですが、エレクトリック・グラス・バルーン掛けてくれたら神だ!(それは無い!)
これでラストにシークレットゲストで、再結成フリッパーズとか…(そんなのイヤだ!)

日曜日が閉店日で、最後にラブ・タンバリンズのエリさんが「CHERISH OUR LOVE」を唄うのですね。あの曲が売れたのは「あの時代」の象徴的な出来事だったなと改めて思います。


HMV渋谷にはいろんな形での思い入れがめちゃくちゃたくさんあって、たくさんの人に音楽に出逢い、たくさんの経験をさせてもらった。感謝します。ありがとうございました。残るはあと3日!

*1:小沢君が挫折したソレ

*2:今日久しぶりに来たとか言う人、いないでしょうね…