週明け

金曜日会社を休んだため「直後の状況」を知らない私にとって(メールで教えてもらったけど)、業務がどんなことになっているか…想像出来るけどそれはもう収集不可能だろうなと、トボトボ駅へ向かっていると目に入ったのは、木蓮の花びらだった。冬の間ずっと白いツボミを固くしていたのに、この週末に遂に花びらがほころびはじめている!世界が一転してしまったかのようなこの週末に!ああ!日々通る駅への道すがらのとある家の庭にある木蓮の、開花の日が毎年待ち遠しくて、満開までの日々の変化を楽しみにしているのだけど、今年はことさら嬉しくて、胸がいっぱいになる。どんなことが起こっても花は咲くのだ。そして私は見上げて愛でる余裕を持っている。
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そうして、いつもより1時間早く駅へ着くとホームは人で溢れかえっていた!ひーーーー!引返してバスを乗り継ぎ、会社に着いたのはいつもと同じ時刻だった…。
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仕事はやはり大混乱。何もかもが追いつかない。勿論いつもと違う状況に「なんとかして!」という声はわかるが、ここは東京、恵まれている場所であり、ある程度は自分でなんとかなる状況下にある。しかしテレビだけを情報源に、自分の身の回りの対処すら何も出来ない方々もいるわけで、そのへんは難しいなと思わざるを得ない。
なんでもかんでも買いだめしてる人たち(大抵、中高年だよなー)はあさましいなあ。
渋谷は案外ネオンついてるねー。隣の部屋からはクーラーの室外機音聞こえてくるよ…。
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そんななか、心配していた方々から「今の言葉」を受取り、安堵し、嬉しく思う。心身ともにつらいなか、芯の強い言葉じりに感服する。だから私はあなたたちが好きなのだなあ。珈琲をすすりながら音楽を聴く穏やかなひとときが早く訪れますよう…。

Admiral Fell Promises

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