パレ・ロワイヤル!


先週の金曜日のコトになりますが。
今年はお台場と六本木ヒルズに場所を変えて*1
開催されていた「フランス映画祭2006」にて、
ヴァレリー・ルメルシェ監督主演作が上映されるとなれば
気になる!気になる!で、見に行って参りました。
(友のTちゃん、ありがとう)

ヴァレリーといえば10年くらい前だったか、
こんなアルバムヴァレリー・ルメルシエ・シャントゥ
をリリースしてて、
初監督・主演作の「カドリーユ」が
カドリーユ [DVD]同じくらいに公開されたんだった。
懐かしいなー。

で今作は、
王の末っ子と結婚しつつも普通に生活している
ヴァレリー演じるアルメルが、王の急逝により突如
女王になったことで引き起こる、ドタバタコメディー。

冒頭、ヴァレリー老けたなあ*2。。。と
寂しかったんだけど、女王になって世界が変わって慣れないコトに
見事なドジっぷりで目、くるくる、
立ち振舞うヴァレリーがどんどんキュートになっていくのだ*3ー。
周りの人々を蹴散らす逞しさ。
ダメダメな旦那を始め、他の配役も見事、小道具含めて
キチキチっと設定されたギャグなんかもベタでおっかしい。
この辺りは、ダメな人はダメ−かもだけど。
ベルトラン・ブルガラによるものと思われる
音楽の使い方も絶妙なミスマッチ加減がスバラシイ。
老けたと言えば、
ロバと王女」での神がかったキラキラとした美しさが忘れられない
カトリーヌ・ドヌーブの、どーん!とした図々しさ満載の顔が
もう。。。ああ。。。涙*4

ネタがネタだけに日本では一般公開出来ない*5
思われますが、世界共通なのねーああゆうことって。
ただ、オチへ向けられたオープニングシーンはどうかなー。。。?


http://www.unifrance.jp/festival/index_pc2.php?ct=films.php&langue=JAPANESE

*1:過去、よく横浜まで行ってたな私。。

*2:いや、頬のたるみがねーやああっぱ引力には勝てないのか!

*3:舞台挨拶に立った彼女の足の美しさには、ほぉ。。。

*4:エリエリ〜」で久々に見た岡田茉莉子にも同様のデップリ感があって泣きそうになった

*5:イムリーすぎるでしょー