ディスクマン再び

台風が近づいている。東京は今は静かな夜だけど、明日はどうなるだろうか。
聴いているのは

As If by Ghosts

As If by Ghosts

先日ユニオンの棚をざざざーとAからVAまで探っていたら、気になるジャケのアルバムがあって購入しました。アーティスト名は前面に出ていないし、クラフト紙の中のどこか懐かしいモノクロ写真が素敵だったのです。帰宅後聴くと、このジャケにぴったりの音がこぼれてきました。密やかで繊細なボーカルと小刻みに囁くドラム、揺らぎ続け突如炸裂する轟音ギター…いわゆるポストロック・マナー(と敢えて書くけど)が織り込まれた、薄い硝子のように美しい音。シカゴの3ピースバンドであるdreamend、彼らのことは全然知りませんでした。この手のバンドのジャケは、”ある一定の”イメージがあるものですが、このアルバムの写真は1枚1枚違うものが入っているそうです。こういうハンドメイドには弱いなー。

私のはこの写真。またひとつ宝物が増えたようで嬉しい。
やっぱり「棚を流して」知らない音盤に出逢うのって楽しいな。私が詳しくないからこういうことやっても「出会える」のだけども。まあ、それ以前に今更CDで買うのかと笑われることでしょうが…。

買ったCDを持っていって「これ、かけてー」って言える喫茶店があればいいのになーって、図々しいことを思っている。買ったばかりのすぐ聴いて休憩したいなあって。ウチ帰ればいいじゃん、ってわけじゃなくってね。
そんなことを話していたら、Y氏がディスクマンを買ってきた。ええー、まだ売ってるのか!&この手があったか! ソニーの公式サイトにもまだ掲載されていたよ、わー。あ、今は「ディスクマン」じゃなくて「CDウォークマン」って名前でよいのね、どっちも使ってた気がするけども。
ディスクマンを初めて買ったときは「もうテープに録らなくていいんだ」って思ったことを思い出す。今度のお出掛けの日は、真新しいディスクマンを持って行くのだ。

雨が急に激しくなってきた。