アーモンドペロンチョ

ドッカドッカ雪が降り積もった朝でした。よろよろと歩き怖々としているこちらに向かって、自転車乗ったりスマホ見ながら歩いている人がいたよ。


すんごい唐突な話題を振りますが、12月で終了した「ゴーイング マイ ホーム」のことをふと考えます。タイトルすら調べないと書けないのに。
1度でも見た人は「”クーナ”ってなによ…」と白んでしまったと思うのですが、私としてはクーナとかはどうでもよくって、登場人物のちょっとしたトコが妙に楽しくて、ウェットにいきそうなときにも「くっだらない」ことと同一であるところが良かったな。それでいて遠景のヒキで捉えられた風景のなかに声だけ聞こえるとか、そういうのもすごく好きだったなー。こんな演出をドラマでやると新鮮て思えてしまうことが問題な気はするけど。是枝監督の映画作品は失礼ながら実のところ好きなものはなくて、いつも「作り手の思考」が見えてくるよなイヤラシサが気になるのですが、このドラマではそういう思いには至らなかったのです。
それと、映画は一人で黙って見るけれど、ドラマはイエのヒトと一緒にしゃべったり笑いながら見ることが出来るから、よりいっそう面白みを増したように思う。何しろ、我が家ではこのドラマを「アーモンドペロンチョ」と呼んでたのですよ。
なんで今更このドラマのことを書いたんだろと自分でも思うけれど、見ているときや終了直後には書く気にはまったくなってなかった。昨今は同時進行でネット上で書き込み「祭り状態」になることがヒットの善し悪しに見えるけれど、自分のなかでそれを拒んだ感じがある。今も具体的に実のあることを書けないけれど、1ヶ月を過ぎてふと、記しておきたいなと思ったのは、ハテ、雪のせいかしら。