life!

今日は久々に馴染みのカレー屋でやっぱりここのが一番好きだなあとウマさに悶絶し、レコード買って珈琲飲んで、のいつもな日曜日。昨日今日と曇りで寒かった。

さてチョット前に見た映画の感想を記しておく。
冒頭からタイトルロールに至る流れで、主人公がどんな人物で今どんな状況であるかスルスルと伝えてくれて、そう、あのタイトルロール!ほんっと素敵だった。
バカバカしいことをお金かけて本気でやるところも好きだ。ただし面白いけどやり過ぎちゃやり過ぎ。「LIFE」のスローガンを真っ当にやってしまうと気恥ずかしいから寄り道したのかな……。おかげで後半の大自然が嘘っぽくみえてしまったのも否めない。。。雑誌のTRANSIT(というかこの誌面が参考にしてる海外の旅雑誌)ぽい気がしちゃうくらいに。
とはいえ、最初に飛行機が空港に降り立つときのただっ広い大地に家がぽつんとある光景の「グリーンランドにやってきた!」感にボーッとしてしまったり、アイスランドの山間の道路を走り抜ける爽快感とか、ウォーッと昂らずにいられなかった。
音楽もうまくって、ホセ・ゴンザレス〜Junipとか

楽曲の使い方にぎゅんぎゅんしたけど、特に”Space Oddity”の胸の奥を掴む力を再確認したなあ。最近だと「ウォールフラワー」での”Heroes”も印象的だったけど、あの世代(今40代)のアメリカ人にとっての「デヴィッド・ボウイ観」があるのかな。それとバズコックスのTシャツ着てたとこも素敵。
んなことありえないだろ!というツッコミも、空想力の翼に乗って軽やかに。キレイにこじんまりまとまりすぎた感じはあるけど、壮大な冒険潭というよりは、胸をすく音絵巻としてそっと本棚にしまう佇まいであるところが結果的に良かったな。