LOFT 40TH と CLUB251

ブログに書き留めるの「散歩」か「ymjワークス」かという今日このごろ、今回は後者です(うふふふ)

SHINJUKU LOFT 40TH ANNIVERSARY

10月1日。新宿LOFT 40周年記念ライブ「ROCK OF AGES 2016 --- Big beat together with spirits, stay alive」が中野サンプラザで開催され、ヤマジさんがギターで参加ということでいってきましたよ。こういう大きなトコでヤマジさん見れるのそうそう無いし*1、ここも建替が本決定したし最後かなあと思うのもあり*2。普段下北queが居場所な私には「ホールってデカイな!天井高いな!」てのと、客層にアウェイ感バリバリで、オロオロ。そしてこの歳になってまさか陣内孝則*3石橋凌のステージングを見るとは思いませんでした…。

仲野茂さんが登場して、一瞬で場を盛り上げる華やかさ!その前に登場した方々とは熱量がまったく異なっていて、スゲー!ってシンプルに伝わってくる。同じくギターでもモモさんはギターソロで前へ出てきてポーズ取ったりするんだけど、ヤマジさんは淡々と弾くから、仲野さんがヤマジさんを引っ張って前へ出させて煽る煽る!んでヤマジさんも反応してキレッキレで凄まじいギター弾きまくるとこ、メチャクチャかっこよくてシビレたーー!あの一瞬だけで見に来て良かった。仲野さんのヤマジさんをかわいがってる感じが伝わってきて嬉しくなった。

石橋凌さんは最近は俳優として重鎮な役柄が多いけれど、貫禄充分な佇まいで唄声が歳を経ただけの豊かさと表現力があって素敵だった。バラードの中盤でギターソロをヤマジさんが弾いて、そのなめらかでやわらかで美しい音色が鳴った瞬間、石橋さんはオッと反応して、唄に戻るときに拍手を送ったのが印象深かったです。

こうやってLOFTが40年も続き、ここで巣立った人々が今も音を鳴らし続けていること。勿論自分も歳を取り、こうやってここにいること。会場に満ち溢れた熱気。ロックというものは刹那なものだと思っていたけれど。

CLUB251 presents - Melody Laughter

10月7日。ヤマソロで、波多野裕文さんとの2マン。People In The Boxは以前dipの対バンで見たきりの波多野さんのソロ、よかった。ハイトーンボイスが当初フツーのj-popぽくてどうだろ?と思っていたら、、中盤の「Calling you」カバーが目からウロコでグッときました。最後にヤマジさんとのセッション聴きながら、この2人の組み合わせだとこれまでと違った方向性が生まれそうでいいなあ。


さて珍しくヤマジさんが先攻でした。下北行く道中で知り焦りながらもきっちりカレー食べてから、会場の251へ。
今日もヤマジさんひとりのヤマソロ。1曲目はJAMCの「reverance」!でもノイズガリガリなカバーではなく、そのあとの演ったマイブラの「when you sleep」が更に顕著であったように、ギターノイズに隠れているメロディの美しさをきちんとすくって培養したようなカバーが素敵だった。こういう見立てがヤマジさんらしいなあと思う。
すごーく気持ちよくて眠たくなった(いい意味で!)とおもってたら、最後の「tomorrow never knows」で炸裂して凄くって笑っちゃうくらいだった。こんなに長年弾き続けているのにまだまだどんどん扉が開かれ、研ぎ澄まされてく音色に、ギターって奥が深いなあと痛感。でも。最初のほうで「ギターが鳴っているのに指が動いてない!!」てのが衝撃的で、、、ヤマジさんの指が弦を爪弾いて生まれるギターの音色があってこそだと思ってしまうので、やっぱりちょっと寂しいのがファンの勝手さよ……。

*1:というのも悲しい表現…

*2:ここでライブ見たのソフトバレエ以来か…も…(小声)

*3:手慣れたMCで笑いをガンガン取っててさすが…