春の空気はフレンチポップに乗って

春のぽあんとした空気にフレンチ・ポップを聴いてみる。

Best of

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alain souchonはフランスの大御所歌手ですが、ちょうどベスト盤が出てました。
俳優としてもベッケルの「殺意の夏」(イザベル・アジャーニ主演)、ドワイヨンの「ふたりだけの舞台」(ジェーン・バーキン主演)にも出演してますが(どちらも未見です)、トリュフォーの「逃げ去る恋」のエンディングテーマも唄ってたり、アラン・レネの「恋するシャンソン」にも使われています。
単純に曲がよくって参ってしまう。やわらかな声の良さもあるし、楽曲が繊細さと躍動感に溢れていてきもちよいのです。これは70年代の頃の曲に対してだから若い故、からかも。

これは最近のPV、おじーさんになりました。いい感じにしみじみとしてて泣けますなあ。列車風景の映像もいいナア!!街から山、そして海へと移り変わるフランスの車窓風景が楽しい。ケドこれ、ちょっと意味ありげな内容に見えますネ。


フレンチ流れでコレも。
mathieu boogaerts「super」(シュペール
はまぞうでジャケがなかったので持ってきました。

ジャケを見ればああ!と持っている人も多そうです。(きっとみんな渋谷系体感組)
95年のころだったか、1stがオシャレな感じで目を惹いたのです。ジャケがちっこいシールになってて歌詞カードがメモ用紙みたいので。クワトロWAVEで一押し!みたいな。
マチューくん自体が見るからに弱っちいオトコノコでくすぐるのだけど、フランス語のヌケる声がぽこぽこぺなぺな電子音にのっかって、ふにゃふにゃする脱力感もあの時代ならではな気がします。

ミネカワさんも好き!っていってたよね、うん。