今年も、まだ寒さの残る春の青空に向けて白い翼を広げる姿が目に眩しい。まだダークカラーが多いこの時期に飛び込むその美しさは、背筋がシャンとするようなところがあって、そこが桜とは違うなあと思うのです。
各地で行われる音楽フェスのメンツにいまひとつ盛り上がらないのは、私の聴く幅が狭い証でもあり歳取った証拠でもあるのかもしれません。でも新しい音に触れていないわけではないんだけどもねえ。
最近のお気に入りはNatalia Lafourcade。
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きゃー、カワイイ。音楽そのものやファッションなどひっくるめて、2000年代の空気を吸った音だなあと思う。んでメキシコ出身だから?か、ブルックリン勢とはまた違うニオイがある。今、メキシコといえばファッション誌「Baby Baby Baby」を思い浮かべますが、こういう「ガーリー」な世界がググッと来ているんだろうなあ。日本だと「森G」なくくりにされそうな気がしてきますケド…。
そしてLisandro Aristimuno。
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「Las Cronicas del Viento」
4枚目のアルバムは2枚組の大作。前作はほんとうに素晴らしく、昨今のミュージシャンとは一線を化した新しい光を感じましたが、今回はそれを更に推し進めた完成度の高さに圧倒されました。しかし2枚組のボリュームを感じさせないのだなあ。特にdisc 2が好き。あーだこーだゴタク並べる必要は無く、ただ聴くだけで空気が変わり私は静かに息を呑むのです。
今週末からは桜散策となるかなあ。