シューゲイザー・ディスク・ガイド

シューゲイザー・ディスク・ガイド (P-Vine Books)

シューゲイザー・ディスク・ガイド (P-Vine Books)

シューゲイザー」の誕生と盛り上がりにはまさにオンタイムで接した私でありますが、この本は面白かったです。
ただアルバムを紹介しているだけのガイド本ではなく、周辺バンドや影響を与えたと思われるアルバム、エフェクター紹介、ビリンダさんのインタビューまで!掲載されていて、読み物として楽しめました。

「音甘映画館」としていっとかねば!は「ジャパニーズ・シューゲイザー」紹介で登場している、dipについてでしょう!(うわー、出たー!)
「love to sleep」を取り上げてくれてとっても嬉しい!(ちょっと前に出た90年代本での紹介文といったらさ…。) んだけど、一般的な「シューゲイザー・マナー」とは違うと思うので、いざ聴いてみて拒否反応を起こす人が多そうな気もする(消極的な私…)。
もっともヤマジが「loveless」に影響を受けたのは確かだし、カバーも何曲かやっているけれども*1
シューゲイザー」云々というよりは、エッジの効いた鋭さやトロミを帯びて滑らかだったりするような、めくるめくギターワークの渦を楽しんで欲しいなあ。

「love to sleep」収録の大好きな曲*2あ、結局dipのことばっか書いちゃった…。

以前記した、シューゲイザーについて熱く語ったコチラ→「ハッピー・バレー」をピックアップしておきます。

*1:DON'T ASK WHY,FEED ME WITH YOUR KISS,NOTHING MUCH TO LOSE、あとケヴィンのcity girlとか…

*2:「13towers」と「13flowers」「underwater」あたりも聴いてもらえると嬉しい。このへんの曲はネットに上がってないのがザンネン。