11月も終わりになって、ようやく秋も深まり、晴れてピリリとした風を感じながら枯れ行く木々のなかを歩きたい気分になったこの週末のお散歩です。
里山編
土曜日。電車に乗って1時間ほどで最寄り駅へ到着。
商店街には古い店舗もちらほらと。
「乙女ヤ」て!
途中で美味しいパンをお昼用に買いつつ、店と家と公共施設が立ち並ぶ通りを進んでいくと、橋がありました。
眼下の川はかなり浅く、水はきれい。
ほらー、こんなにはっきり見えるのです、魚。
坂道をてくてく歩いて入口に着きました。さっきまで商店が並ぶ街並みだったことを一瞬で忘れてしまう。
やわらかなひかりがここちよい。
進め進め。
ふっと息がこぼれて立ち止まる。
枯れ葉がハラハラと舞いながら落ちてくる。なんだか音符が降って来るみたいだった。
「ひばりのこみち」を進んでいったら
ぽっかりとした広場に着きました。でんぐり返し何回できるかしら…な、のどかな空間をぐるりとして、今度は道なりを下っていきます。
気になったのはこの植物。
なんて名前だろう。
のんびり歩いたけれどもあっという間に戻ってきました。
橋から見える空は光が雲の合間からカーテンのようにさしている。
きょうもいい一日だったなあ。
公園編
かわいらしいゲートをくぐって駅前商店街を進み、辿りついたのは池のある大きな公園。
池にはボートが浮かぶのんびりとした光景が。ぐるりと一周することにしました。
わたがし!
池の畔にはすすきが揺れていた。
この向こうには何がある?
枯葉にいざなわれて歩いてく。
信州に来ました、と嘘をつきたくなるこの景色。
珍しい水鳥がいましたよ。
カワセミも!
水辺の向こうにゆっくりと日が落ちて行く。それと共に今年の秋が終わってしまう。