11月のお散歩

えええ、もう11月も終わり?! 信じられないほどアッという間に時は過ぎていき、年賀状も販売され、街角ではクリスマスソングが早々とかかっていて、イルミネーションが輝いています。日めくりカレンダーの薄さにちょっと泣きそうになりました。
寒さもさほど感じず、晩秋の11月とは思いがたいですが、木々の葉は黄色や赤へと染めかわり、カラカラと舞い落ちてはふかふかと重なって、どこまでも続くじゅうたんをつくっています。

日立研究所特別公開


国分寺にある日立研究所の庭園の一般公開に行ってきました。

門から進んで庭園へと掛かる橋に足を踏み入れただけで、空気の質感ががらっと変わったことに驚きました。しっとりとしていて、キリリと澄んだ風が頬を撫でます。普段閉ざされている空間から粒子が拡散してゆく感じ。武蔵野の広大な敷地は、鬱蒼としながらも管理が適度に行き届いており、とても美しく、中をゆっくりと歩いて行くとからだが軽くなるようでした。





こんな豊かな自然に穏やかになりましたが、

こんな配管にドキドキ…。

テントでハム無線が!

あ、やっぱりいいな…ちょっとやってみたい…。。。

結構人出も増えてきましたが、混むことを予想してうまく切り抜けながら、のんびり過ごせました。

明治神宮


あまり人のいない参道。雑木林にはスピリチュアルな光が降り注いでいる…!なにこの写真!
パワースポットだのそういう類ホンット嫌なんですけど、ザザザ…っとざわめき皮膚がシャクッとするあの感覚はいったいなんなのだろう。


広場に出ました。



シャボン玉を追いかけてはしゃぐ子供を見ながらぼんやり、あたたかくってぽわ〜んと脳ミソから何か出てそうなくらいに、からだがやわらかくなってきました。

砧公園


団地にて



街角




散歩していて、その街には似つかわしくないモノを見つけて(それらは大抵「朽ちている」)、ここは以前どんな街だったのかなあと思いを馳せることは、とても楽しいです。

ビッチリと詰まった建物と建物の隙間。道路がどのように走っているのか、そこから見える街並み、人の暮らし。

東京に住むようになってもう何年だろうか。東京に「途中参加」の身には、こうやって歩いて、直に感じて、東京という街を知ることは大切だと思うのです。