真夏の土日

土曜日。今日もとにかく暑い日。バスに乗って散策開始、途中下車してバインミーでお昼ごはん。美味しいけれど、OKZデザイン流派ならではの”ノイズの無さ”が味気ないンだよねえ。美味しいけれど”旨い”んでないの。またバス乗って目黒美術館へ。

村野藤吾の建築 −模型が語る豊饒な世界」展を見る。副題通りに「ザ・模型!」な展示。彼の作品を計画止まりのものも含めて、白一色の模型で紹介。ずらり並ぶと圧巻で、模型だから全体像が把握出来、屋上など普通見られないところもわかるのが面白かった。俯瞰で見る、その意味性は面白いけれど写真や図面が少ないので物足りず。玄人向けな展示なのかなあ。「白い模型」ゆえにストイックで合理的なんだけど、知識がないと一辺倒だけ伝わってしまうというか。「形」だけを伝えるという目的はわかるけれど、全ての作品に少なくとも写真が欲しかった。この建物がどこでどのように在るのかを知りたかったな。


またまたバスに乗って終点の渋谷駅で下車、即他のバスに乗り継いで幡ヶ谷へ。

アイスコーヒー飲んで、隣のギャラリーへ。詳細はまた改めて。
坂を下って代々木上原駅小田急線で新宿へ。映画を見て帰宅。



日曜日。当たり前のように今日も灼熱。昼ごはんは街の中華屋で青野菜炒め、干海老が効いていて美味しい!あーこういうのが旨いってことだなあ。

久しぶりに歩いた界隈は新しい家が増えた印象。角を曲がって階段を上がる。眩しい。



弥生式土器が発掘された場所なのである。

この絵、めちゃくちゃいい味。

ここで見た展示については改めて。

展示を見終わり、歩き始めた道沿いは塀が続きちょっとつまらない。

この集合住宅、好き。写真小さすぎて見えないけど、エアコンの室外機の並びが美しいのです。


旧岩崎邸庭園。久々に来たけども、いやはや豪華。最近見た近代建築のなかでも頭2つ分上というか、贅沢で優美なつくりと重ねた歳月に気持ちが切り替わる。建物による作用って確実にあると思うの。

ここの館内のピリリと静かな佇まいが良い。いつまでもこの雰囲気でいて欲しいなあ。建築模型、昨日散々見たものよりも制作が丁寧で巧くて、心動かされた。内部もつくられているのです。晴海団地の図面だとか、いろいろ嬉しかったなー。


さてまた歩き始めて・・・


街角に潜むちょっとした狂気・・・

逆光で飛んでしまったけど、クラシカルな近代建築の1階がコンビニで、いつも気になる。

お菓子屋さん。どんなお菓子が並んでいたのかな。

教会。

江戸時代の大火で辺り一帯が焼失してから、ここを境に南側を耐火のために土蔵造りに変えたとのこと。
丸ノ内線に乗車、中野坂上で降りて暗渠を歩く。

かつて、といっても50年ほど前は川が流れていた。

昭和34年に出来た橋だけどその7年後にはふさがれてしまった。切ない。

家から川へ降りる階段。

梅ジュースで休憩。これで帰ろかなな気分になりそうだけど、今日のメインイベントはこれからなのだ!あと地下鉄二駅分歩いていざ。