今年の音甘映画館 【音編】

今年は「これぞ!!!!!」という新しい衝撃がやってこなかったかなというのが個人的見解。んでも、コレはすんごく好き。

Leave Home

Leave Home

2011年リリースなんだけど今年の頭に買ったというコトで。その後に新譜も出たけどこっちを推す。イイトコ取りにパッチワークで詰め込んだ90年代カミングバックな音が溢れる昨今ですが、基本メジャー感タップリで良い子な振り切れなさが耳につくなかで、このヒト達はカッコヨサとバカが殺伐と同居してていいです(褒めてます) カオスに突入していく様に痺れる!


ムサクルシイオットコ達の次はガーリーで。

Extinctions

Extinctions


ドリーミーで甘酸っぱくて、ふあふあキラキラしてるけど、どこか影がすっと入り込むよな冷たさがある女の子ボーカルのエレポップなんて、サイコー!ジャケも素晴らしい。


ここからは昨年/一昨年のリリースものばっかでスミマセン。今更挙げんなよと言わないで…

Asleep on the Floodplain

Asleep on the Floodplain

意識が遠のくような、あてどない旅をしているような、音。


200 Years

200 Years

切なく刺さる女の子の声にまとわるギターの音色。

ギターのBen Chasnyは上で挙げたSix Organ〜のヒトなのだと今知ったよ…



Message From Work

Message From Work

(確か2010年リリースだったような…DL付いたのが今年なのかな)内省的でじわじわと染みていく唄だけど、時折ウネリ捻って一筋縄では行かないところが好き。 11月に新作が出てたことに今気付いたよ。なんと「全88曲を11パートに分けて Youtubeにアップ」し「レーベルにてフリー・ダウンロード」ってええー!こんなリリース形態があったなんて!聴いてみたら、これもとても良い!

http://osr-tapes.com/



Beckon Call

Beckon Call

やわらかく密やかに呟かれる唄 静かに降り積もる雪のよう。 映像もきれい。
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街からますます音盤屋さんが消えてしまったこの一年、それでもいくつかの街で素晴らしい店に出逢った。そういった店の店主さんはお話するとやっぱりとっても魅力的で、だからこそ目利き足りうるのだと思わされた。勿論ネットショップでも素晴らしい店はあり、厳しい時代の中届けてくれる方々にお礼をいいたいです。”声の大きなヒト”が取り上げたり、評価が定まったものを取り上げてスゴいっていうよりも、自分の耳と言葉を澄まして、足を運んでいきたい。