ワールズ・エンド


これがかかる瞬間が超ハイライトで!!! これに激反応する世代(エドガー・ライト)がつくりそれに応える世代(ワタス)が観る映画であった。
公開前に読んだインタビューで、『監督と共同脚本を務めた主演のサイモン・ペッグがまず初めに取り組んだのが、二人のティーンエイジャー時代から20代前半までの曲のプレイリストを作ることだった』って話と各曲へのコメントに泣けた・・・
http://www.barks.jp/news/?id=1000101744

そんでもって作中、当のサイモン・ペッグが演じる主人公が「シスターズオブマーシー」のTシャツ着て、車のBGMは貰ったセレクトテープに入ってる「スープドラゴンズ」で、プライマルの「ローデッド」に囚われたままなんて、あまりに1990年の亡霊すぎるよ!

んでも。グローバリズムだのなんだの揶揄しつつ躁病なテンションで風呂敷が広がるにつれて、気持ちが真逆になってしまって面白がれずノレなかったなあ。呑み会で盛り上がる人たちを遠い目で見てしまう素面状態(って普段の私だけど)になってしまった。話のアホさ加減に比べて絵がマジなのがなんだか違和感もあって。
あと場内にやっぱりいた「笑い屋」の人たちの笑い声は、なんであんなに下品で擬音ぽいんだろか。それと邦題の付け足し、あれはいったいなんなんだー。