円筒分水と円形道路

【円筒分水でぐーるぐる。】

「円筒分水は農業用水などを一定の割合で正確に分配するために用いられる利水施設で、川から取水した用水を各地域の用水路の灌漑面積に応じた一定の比率で水を正確に分け流すことが出来るのです」とサラッとwikiより引用しましたが、実際見るとほんと凄い!

円筒の造形と水流の美しさに興奮!!!

(3月末の)この日は地域の桜祭りで賑わってましたヨ。


分水してる・・・!

案内板には建設当時の写真を使われていて、そこに写る土木作業員たちの姿に、これほどまでの建造物を昭和16年という時代に作り上げた誇りが伺えてグッときました。現在は国の登録有形文化財となっています。

この円筒分水から流れる用水の流れを辿って行くとしだれ桜が見事に咲いていました。

暫く進むとこんな橋が。


この地が出身である民芸の濱田庄司を偲んだ橋とのこと。

【円形道路でぐーるぐる。】


さて電車に乗って少し移動。

丘陵の続く住宅街。

駅から続く坂道。後ろを向くといい景色。車道であるメイン道路をアーチ型の陸橋で渡るようになっていて、車を気にすること無く安全に歩くことが出来る街並みなのです。

そして特徴的なのは「クルドサック」と呼ばれる円形の袋小路で、車がスピードを上げて通り抜け出来ないようになっています。



地図で見ると(→リンク)一目瞭然。くるーりくるーり。


街の中の円いもの。気持ちもちょっと円くして暮らすことが出来るような気がするのです。