シネマヴェーラの野村芳太郎監督特集にて。
佐田啓二と高橋貞二のコンビにヒロイン岡田茉莉子で送る珍道中なんて、面白いに決まってるジャンか！ねえ？1958年製作のまさに「明るく楽しい松竹映画」だった！
茉莉子様が務めるナレーションがカッとんでて、冒頭「ここまではロケーションでございます」「ここからはセットです」なんてくだりから始まって、終始オモシロオカシク茶化してて笑いが絶えなかったなー。
東北〜北海道の風景がとても興味深かった！弘前の駅前の木造二階建て瓦葺きの店が並ぶ街並みは今は全然違うのだろうな。馬車タクシーとか！それと八戸の海にはウミネコがもんのすごく飛んでて、やっぱりホントにいるもんだなーと思ったり。いつか旅したいなあ。
最近ご当地映画が各地で製作されているけど、こういうのこそ作るべきなんじゃあないかしら。テンポよくって90分でサックリ終わって、楽しくって幸せな気分になるようなの。みんなそんなに重かったり感動するのばっかり見たいものかしら？
