10ウン年一昔

デパートの化粧品売り場を通り抜けるときに目についた商品を立ち止まって見ようとしていたら、「●●ちゃん!」と懐かしい呼び名をかけられたもんだから、えええ?と振り向くと、その顔に一瞬あれ?と思いながら胸のネームプレートで「●●さん!」とわかって本当に驚いた。
CDショップで働いていたときの先輩だったからだ。ああ、思い返せばもう10ウン年以上前ですよ。
「やーもう!久しぶりです!信じられない!」
彼女はとても美しくエレガントな佇まいで、当時とは異なった雰囲気。素敵だった。
「よく私ってわかりましたねー!」と聞くと「印象、あのころのままだもん」と云われ、そ、そうか、それはチョット問題ですね・・・