津軽旅日記:その3〜 駅舎に鎮座する巨大土偶を見よ!

普通の鉄旅ならば「ワーイ!五能線〜〜〜!!」なんだけど、
弘前から9つ目の木造駅にトンでも無いものがあると知り、途中下車。
改札を出て駅舎を振り返り見上げると・・・

どーーーーーーん!

ばーーーーーーん!

どひゃーーーーー!!!!!

なんじゃこりゃああああああ!!!!!


100Mほど離れてもこの存在感・・・!すごいすごいすごい!
車も人もいないので、車道の真ん中に突っ立ってワーキャー飛び跳ねましたわよ。


更に、列車が到着したときに目玉が青く点滅するんですって〜。そしたら駅員のオジチャンが「わざわざ見に来てくれたのー。電車こないけど点けたげるよ」とピカピカ光らせてくれました、ありがとー。



wikiから抜粋しますと「(つがる市の)亀ヶ岡遺跡から発掘された土偶がモチーフ」なのですね。この土偶「遮光器土偶といいまして「目にあたる部分がイヌイットが雪中行動する際に着用する遮光器のような形をしていることからこの名称がつけられた(遮光器を付けた姿の表現ではなく、目の誇大表現と考えられている)」ものなのです。
→「遮光器土偶」(リンク)
いくらなんでも土偶を駅舎にくっつけちゃうとは、だ、大胆な発想だわ・・・とのけぞりますが、キッカケは例の「ふるさと創生事業の一環」だそうで、、、ナルホド、、、。確かにこの街を大きく印象づけております。



駅舎の横には謎の公園に謎の古代住居が。。。


次の電車までしばし時間があるけれど、ひっそりとしていて店も何もない状態の街…。
でもですね、駅前にこんな立派な建物があったりして。


元 歯医者さんみたい。排水管まで素晴らしいつくり。



周辺には建築会社などそうそうたる建築物が並んでいて、この街のかつての勢いを感じさせられます。



駅舎内にもこっそりといるヨ!
完成当初はどうだったのかわからないけれど、これほどの「目玉」がありながら駅では「土偶クッキー」やら「土偶饅頭」「土偶キーホルダー」などの土産ものは一切販売していなかったので、寂しかった・・・もうやめちゃったのかな。。。

にしてもこれは、途中下車してでも見る価値ありデスよ!!!

そして帰宅後、この子が我が家にやってきたのである・・・