津軽旅日記:その4〜 海と奇岩と五能線

いつか乗ってみたい憧れの列車といえば「五能線」、日本海に沿って走る車窓風景に旅情をかき立てられるのです。青森に来たからにはやっぱり乗りたい五能線、当然乗るぞ五能線!!!

弘前駅から「リゾートしらかみ」青池号に乗って出発、隣の川部駅から五能線になります。

ここから秋田県東能代駅を結ぶ全長147.2kmの路線。

青池号はハイブリッド車両。

椅子もしっかりとしてて

一番前は展望スペース!


りんごにねぷた、青森といえばのアイテム推し。
このあたりはのんびり長閑な雰囲気タップリ。

いったん木造駅で下車 → こちらをどぞ「駅舎に鎮座する巨大土偶を見よ!」

土偶を堪能して再び五能線車両に乗り込みます。

今度は普通列車なのだ。国鉄な青いラインが素敵。

連結してる車両の国鉄カラーな朱い子にドキッ!特別に「国鉄メーク」した気動車だそう。

さて、さあさあ、お立ち会い・・・!










はああ・・・。
言うことなし。胸の奥をガシッと掴まれる。
草原の緑と岩の赤茶のコントラストがとても美しい。


お昼を食べようと深浦駅で途中下車したらいきなりの


ゲリラ豪雨・・・!
少ししたら通り過ぎるだろうと20分ほど駅舎待機したら、やっぱり止んだ!

深浦駅前の国道の向こう岸は海。



ここからもっと先へ進みたいところだけど、リゾートしらかみ くまげら号に乗って引き返します。

絶景の海岸線を走り抜け、内陸に入る鯵ヶ沢駅を過ぎた頃、車内アナウンスで告知されて始まったのは、津軽三味線の生演奏!
えええええ?
隣の車両の半分をステージに、お二人の奏者で繰り広げられる津軽三味線の調べが響き渡るのです・・・・!
脳内イメージの疾風さながらな演奏で旅情が高まる・・・と思いきや、場が場だけにベタなステージング、車窓からは煙って全景見えずの岩木山、りんご園とともに新興住宅やチェーン店が目立ってしまう津軽の今の風景がそこにあり、ちょっとなんだかな気分だったりもしましたが、それはそれ、海岸線沿いのあの風景が目に焼き付いているのです。