キャー!カワイイ!!黄色い車両に夢を乗せて走るのです。ワーイ。
かわいいねえ。。。 くるんとまわるい車体が魅惑的ですが元南海車両だそう。
たまに走る急行さん。青い子は元京王車両。
出発ー!
一畑鉄道は終点の「松江しんじ湖温泉駅」まで40kmほど約一時間、がたごとのんびり田園風景のなかを走るのがとってもたのしい。
木綿街道へ
8駅目の「雲州平田駅」で途中下車。
江戸〜明治時代に木綿流通の市場町として栄えた街並みが一部残っているとのこと。
といっても駅を降りてもさてはてどこにあるのやら?地図や案内板がなくてちと不安に。。。
なんとなーくこっちかねえ?と歩いたら、あった。
生姜糖屋さん。飴を買いました。
そんなに大きなエリアではないのですが、今も営業されている酒屋さん醤油屋さん呉服屋さん、当時の栄えた様が忍ばれる立派な建物ばかり。もっとじっくり見て回ればよかったと思う。街の片隅にポッと残されるこの木綿街道は「テーマパーク」のようでもあるけれど、そこまでいやらしく手が回っていないのが幸いでもあった。
駅に戻る途中にこんな店が。
床屋さんの看板が目立つ!
ぼろぼろの絵はなんだろうか?鍋焼きにみえるけど「大阪の味」じゃないしなあ。
さて駅に戻り再び一畑鉄道に乗車。
雲州平田駅を過ぎると、
宍道湖ー!湖なんだよねえ。たっぷりと水を讃えて。この街の人々の中心にあるのがよくわかる。
そのまま湖に沿って電車は走り「松江しんじ湖温泉駅」に到着。今までノスタルジックな駅舎が続いたけれどこの駅は新装されてガラス張りでオシャレな雰囲気でした。全部こういう駅にならないでね。
【追記】
「一畑口駅」でのスイッチバックが!ここは平地なので"急勾配に弱い鉄道の弱点を補うため"ではなく、「かつてはこの駅から支線があったのに戦時中のレール供出により廃線され」その名残とのこと。この駅に着いたら運転手さんがトットットッと後ろの運転席へ移動して再出発!というオモシロい光景が。
「松江イングリッシュガーデン前駅」についても書いておきたいトコロ。元々「古江駅」であったのが2001年、近くに「ルイス・C.ティファニー庭園美術館」がオープンしたことで「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」に改称。日本一長い駅名となったが美術館が2007年3月31日限りで閉館し、付属していた松江イングリッシュガーデンのみが残ったため、再度改称され現駅名に。(wikiより)
自転車を持ち込みできるのもステキポイント!(レンタサイクルもあり)稲左の浜まで続く自転車道路もあるし、湖畔〜沿線の街〜出雲大社〜海までのんびり楽しむ一日があってもよかったなー。
http://www.san-in-tabi.net/entaikyo/potapota/
そうだよ、自転車だったら黄色いこの子がゆるりと走る姿をじっくり拝めたじゃないか!私は「電車が走る風景を眺めることが好きだなあ」と改めて思うのでありました。