如月三連休日記 その2(不思議な滑り台)

■練馬ー江古田ー中野→渋谷

練馬駅周辺は何回か来てるけれどまだアウェイ感強く、ここはどこだと思ってしまう。千川通りを歩く。広々としたこの道は3月末となれば桜並木となるのだろう。歩いていると目黒通りを思い出した。道なりの雰囲気が似ている気がした。かつては川が流れ、練馬の野菜を運ぶ道であったと碑に書かれていたけれど、人々が行き交った年数が目黒通りと近しいのかもしれない。あっという間に江古田。レコードを見るも収穫なし。臙脂色の別珍ソファーが並ぶ店で珈琲を飲んで南下。
目の前に霞んでどよんと灰色の雲が立ち込める景色に一昨年くらいにも同じ頃にこの辺歩いて春の嵐に遭遇し、大変だったことを思い出した。記録を辿ると確かにこの時期この辺りを歩きがちで、いったい何故なのか……。
そうして街は中野になった。ユニオン、棚ががらりと変わっていてあれれ……。駅周辺は相変わらず混雑していて、新たに導線を作ったものの利用されていない様子。南口でバスに乗り、山手通りを走り渋谷へ。

途中見つけた不思議な滑り台。モチーフはなんだろうか。ちいさなこどもが「ワーイ!」と滑ったものの、雨の後だったためお尻がビシャビシャに汚れてしまい、「わーん!」と泣いてお母さんと帰っていった。